2009年7月 9日 (木)

日印協会 懇親会

こんばんわ!

小さい頃、食べ物を残さないように躾けられた為、ビュッフェ形式でついつい食べ過ぎてしまう匠です。

 

本日は匠が個人会員となっている財団法人日印協会の懇親会がありました。

場所は高級インドレストラン、

マハラジャ丸の内店

Img_1128

50人ぐらいの会員が集まり、店内はほぼ満席です。

匠も初対面の方とご挨拶させていただいたり、インドの様々な情報を交換したり、とても有意義な時間をすごさせていただきました。

インド株投資信託が日本に登場した2004年以来、インド株投資が日本の投資家のためにも、インドの発展のためにも役立つと考え、匠は数多くの投資家にインドという国の魅力を訴えかけてきました。

特に2007年、日印協会の存在を知り、個人会員となってからは、そのつながりで様々なインド関係者と知り合うことができ、匠のインド知識に関する引き出しは日々急拡大しています。

今日も、メディア等のインド経済ニュースなどではうかがい知れない生のインド情報に接することができて本当に感謝です。

現在、インド株式市場も不透明な環境にありますが、これからも多くの投資家に貴重な生インド情報をお伝えしていきたいと思っています。

 

最後に……

参加者の皆様、お疲れ様でした。これからもよろしくお願いいたします。

そして、この懇親会を企画していただきました、財団法人日印協会事務局の皆様、本当にありがとうございました。

 

追加……

今日のお料理の一部です

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シシカバブとサモサです。

シシカバブの辛さが、ビールにジャストミートです。

 

Img_1130

右:タンドールチキンです。これもビールにジャストミートです。

左:すいません名前がわかりません。クレープっぽい生地がおいしかったです。

 

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やっぱり、カレー最高です。

5種類ぐらいありましたが、チキンバターマサラがめっちゃおいしかったです。

 

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2009年5月18日 (月)

インド与党圧勝で株式市場爆騰

インド総選挙、皆様ご存知のように与党国民会議派を中心とした統一進歩同盟(UPA)の圧勝となりました。

週明け株式市場は買い物が殺到、取引開始を2時間遅らせる事態となり、取引スタート直後インドSENSEX指数は10%以上の爆騰となっています。

今回の選挙結果で安定した政権運営が期待できるというのは大きな成果ですが、この後策定される新予算で貧困対策、景気浮揚策、財政赤字削減のどの部分に重点を置くのかも興味深く見守りたいと思います。

J0405814 

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2009年5月15日 (金)

『スラムドッグ$ミリオネア』とスラム街撤去

匠です。

今日、こんな記事がCNNのHPに出ていました。

「スラムドッグ」出演の子役がホームレスに、住宅撤去され

だからというわけではありませんが、『スラムドッグ$ミリオネア』、遅まきながら見てきました。

前から見たかったのですが、忙しさにかまけてまだ見てなかったので……

映画のインドスラム街の描写については過剰であるという批判もありますが、スラム街があって貧困層がいるということは前述のニュースからもわかる通りです。

昨年か一昨年ぐらいにインドデリーでも無許可建物に対する取り壊しが裁判所命令で行われたと記憶していますが、これから国際社会の中心都市になろうかというデリーやムンバイで大規模なスラム街が存在するのは州政府としても看過しがたいということでしょう。

衛生面のこともありますし……

何かいい解決方法があれば良いのですが、簡単な問題ではなさそうです。

さて、いよいよ明日インド総選挙開票となります。

どんな政権となってもインドには希望があり、未来が明るいものであることを疑うことはないでしょう。

スピードや紆余曲折の振幅には違いが出るかもしれませんが……

(お知らせ)

匠も会員になっている財団法人 日印協会では、5月16日に開票されるインド総選挙の結果を踏まえ、外務省猪俣南部アジア部長の講演会を開催するそうです。

日 時: 5月29日 金曜日 5:00PM 開演 ※開場 4:30PM
会 場: 東京商工会議所ビル7階 国際会議場
講 演: 「緊張する南アジア情勢と日本」(仮題)

日印協会会員は無料。会員以外の方はお一人様 1,000円だそうです。

詳しくは財団法人 日印協会HPをご覧下さい。
http://www.japan-india.com/

Inndo060928 

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2009年5月12日 (火)

日本技術力の根本的問題

「印タタ、今度は低価格アパート78万円、ムンバイまで鉄道で3時間」―NIKKEI NET 09.05.12 http://www.nikkei.co.jp/news/main/20090511AT2M1100B11052009.html

印タタ自動車が約10万ルピー(約20万円)の超低価格車「ナノ」の予約を開始しましたが、同じタタグループで今度は低価格の住宅を販売するそうです。

以前から思っていたことですが、今後世界の需要の大部分は新興国の新たな中間層から生み出されると考えています。
その量は膨大なものとなって先進国の需要になりかわり世界経済の新たな牽引役となるでしょう。

しかしながら新興国の中間層の収入というのは日本円で年収30万円~200万円ぐらい。

彼らが求めているのは

車であれば、濡れないで4人が乗れる
エアコンであれば、部屋を涼しくする
携帯電話であれば、遠くの人と話せる

など、本来の機能であり、

300馬力とか人センサーとか2画面のTVとかの付加価値に追加のお金を払う余裕はまだないのです。

技術力というのは本来の機能に性能アップなど付加価値を提供するものと定義した場合、それを必要とするのは本来の機能以上を求める富裕層と言えるでしょう。

過去、日本が技術力を高めてきた高度成長期、欧米という富裕なマーケットがありました。
日本の技術力が生み出す付加価値は彼らに受け入れられ莫大な貿易黒字を生みました。

しかし、そのマーケットが高品質に飽和し縮小に転じる可能性さえある今、日本の貿易収支が減少に転じるのは必然であると考えます。

昔は米国の製造業も技術力は高かったと思います。

ただ、米国が最も富裕になる過程で

技術力のコスト(人件費など)>技術力がもたらす付加価値の金額評価

となった為に、他国と比較して相対的な技術力低下を招いたのではないでしょうか。

わかりにくい表現になりましたが、簡単に言うと現在の米GMはトヨタ自動車の30年後の姿かも知れないということです。

日本には技術力があるとよく言われますが、その技術力を生むコスト以上に付加価値として評価し購入してくれるマーケットは何処なのかよく検討しておくことが重要であると思います。

J0316317

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2009年3月 9日 (月)

インド株式の大幅下落、今後の展開は?

インド株式市場の代表的な指数であるSENSEX指数は先週、終値ベースで昨年の安値を更新しました。

昨年の高値 20873.33(2008/01/08)から先週安値8197.92(2009/03/05)までの下落率は60.7%にも及びます。

過去、このような下落となった株式市場はその後どんな動きになったのでしょうか?
2つの例で検証します。

まず、このような大幅下落ですぐに思い出されるのが日本の平成バブル崩壊です。

Nkyg

この時は、高値から1992年の安値まで下落率は63%、しかもその後反騰したものの、再度下落トレンド入りし高値から20年後となる現在まで安値を更新する展開となっています。

そして、もうひとつは1997年の香港ハンセン指数の動きです。

まず、2002年~現在(2009/03/06)までの約7年間のインドSENSEX指数のチャートを見てください。

Sensexg

そして、香港ハンセン指数が上昇後、大幅下落した1991年~1998年(1988/08/13)のチャートを見てください。

Hsig

同じく約7年間の動きですが、非常に似通ったチャートになっていると感じるのは私だけでしょうか?
1997年は香港がイギリスから中国へ返還された年でもありますが、1998年にかけてアジア通貨危機、大型ヘッジファンドLTCMの破綻など現在の世界的金融不安と環境的に近いものも感じます。

そして、気になるこの後の値動きですが、このようになっています。

Hsig2

高値を更新したのが1999年12月24日、安値をつけた98年8月13日より約1年半後といったところです。

インドSENSEX指数と香港ハンセン指数、日経平均の過去を単純に比較しても意味はないかもしれません。しかしながら、過去に大幅下落した株価指数がその後再度成長軌道に載ったケースもあれば、20年経っても高値を更新するどころか、最高値の1/5以下というケースもあるということは何らかの参考になるのではないかと思います。

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2009年1月19日 (月)

インド、グジャラート州に注目

12、13日の二日間、インド・グジャラート州で開かれた海外投資家向け「第4回グ
ローバル経済サミット」では日本を含む30以上の国から産業界のリーダー、代表団が
参加し12兆ルピー(約22兆9950億円)の覚書(MoU)がサインされたそうです。

昨年末、このグジャラート州首相であるナレーンドラ・モーディー州首相は「世界経
済の低迷をものともせず、グジャラート州の景気は天井知らずだ」と自信たっぷりの
様子で語ったそうですが、今回のサミットの結果は、その言葉を裏付けるものとなっ
たようです。

グジャラート州は商都ムンバイ(マハラシュトラ州)の上方に位置し、インド最大の
民間港ムンダラ港を擁するデリー・ムンバイ大動脈構想(DMIC)においても最重要地
域であります。

最近では1月10日、スズキ自動車のインド発世界戦略車「Aスター」の欧州向け輸出が
ここムンダラ港から始まりました。

モーディー州首相はグジャラート州において特別経済区開発モデルを推し進め、他州
を凌駕する経済発展を実現したことで、インド産業界から絶賛されており、次期イン
ド首相にとの声も上がっています。

現政権の国民会議派でなく、最大野党であるインド人民党に所属するモーディー州首
相ですが、今年4月に予定されるインド総選挙において与野党逆転の可能性があるも
のの、インド人民党には他に次期首相候補がおり、その実現は難しいようです。

それにしても、この世界的な不況の中、海外投資家から2日間で12兆ルピー(約22兆
9950億円)もの投資を呼び込むインド、グジャラート州の可能性には期待したいもの
です。

<参考>
モーディー氏を次期インド首相に:インド産業界が絶賛 (VOI 2009/01/14)
http://www.voiceofindia.co.jp/content/view/2372/76/

「第4回グローバル経済サミット」閉幕:グジャラート州 (VOI 2009/01/14)
http://www.voiceofindia.co.jp/content/view/2371/74/

グジャラート州にインドの不景気は関係ない:モディ州首相(VOI 2008/12/24)
http://www.voiceofindia.co.jp/content/view/2296/74/

BJP困惑、産業界のグジャラート州首相支持に(インドチャネル 2009/1/15)
http://news.indochannel.jp/news/nws0001009.html

マルチ「Aスター」、ムンドラ港から欧州向け輸出開始(インドチャネル
2009/1/13)
http://news.indochannel.jp/news/nws0001005.html

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2008年12月10日 (水)

2009年FTGインドカレンダー

2009年FTGインドカレンダー出来ました。

今回はガネーシャ柄2点です。

障害を取り去り、また財産をもたらすと言われ、商業の神・学問の神とされるガネーシャ様がついていれば、どんなことがあっても、“No Problem”

来年は頼むぜ!ガネーシャ様

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2008年12月 8日 (月)

インド金融・経済対策

インド当局は週末、立て続けに以下3つの金融・経済対策が発表いたしました。

1.ガソリン10%値下げ
2.1%利下げ(レポレート7.5%→6.5%)
3.最大3800億円の経済対策

ガソリンの値下げは、最近の国際的な原油価格急落により可能となったもので、イン
フレ圧力の緩和にも大きく貢献しそうです。

政策金利の1%引き下げは、市場で1.5%の利下げ予想もあった中、追加余地を残した
ものとなっています。

経済対策は(1)輸出業者への助成金増額や輸出関税の削減(2)住宅ローンや対中
小企業貸付銀行の融資枠増(3)繊維産業への支援(4)道路などのインフラ整備-
などが柱となっているようです。

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2008年12月 5日 (金)

11/16~11/22インド卸売物価指数

昨日12月4日発表された11/16~11/22インド卸売物価指数は233.7(前年度比8.40%)と先週の235.1(前年度比8.84%)より低下。
市場予想は前年度比8.95%でありました。

燃料の大幅下落が主な原因のようです。

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インド10月貿易統計

12月1日発表されたインド10月貿易統計は以下の通り

輸出    :12822(Mil$) -12.1(YoY%) -6.7(MoM%)
輸入    :23360(Mil$)  10.6(YoY%) -4.2(MoM%)
内石油   :7960(Mil$)  22.0(YoY%) -12.5(MoM%)
内石油以外:15400(Mil$)  5.5(YoY%)  0.8(MoM%)

輸出が前年を下回ったのは3年ぶり、世界的な景況感悪化から輸出が落ち込むのは仕方ないといえるでしょう。
また、輸入の大部分を占める石油は原油価格下落で輸入金額が減少しています。

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2008年11月28日 (金)

7-9月期インドGDP

本日11月28日発表された7-9月期インド成長率は7.6%増。
市場予想は7.2%、前回4-6月期は7.9%でした。

==============================================================================
                                  3Q     2Q     1Q     4Q     3Q     2Q     1Q
                                2008   2008   2008   2007   2007   2007   2007
==============================================================================
                           -------------------- YoY% ----------------------
GDP growth                7.6%   7.9%   8.8%   8.8%   9.3%   9.2%   9.7%
==============================================================================
(データ:Bloomberg)

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インド、ムンバイ同時テロの影響について

11月27日のインド株式相場は、イスラム過激派によるテロの影響で取引停止となりま
した。
本日11月28日は取引を再開しています。

SENSEX指数は8889.18-137.54でスタートした後、26日終値9026.72を挟んで揉み合いの動きとなっており予想以上に底堅い展開となっています。(日本時間14:30現在)

今回の事件の状況、当面の影響、インドにおける過去のテロ事件と株価については以下のサイトが参考になると思います。ご参照下さい。

【スペシャル・レポート】インド株式市場の動きについて
http://www.fidelity.co.jp/fij/news/pdf/20081128.pdf

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11/9~11/15インド卸売物価指数

昨日11月27日発表された11/9~11/15インド卸売物価指数は235.1(前年度比8.84%)と先週の235.0(前年度比8.90%)より低下。
市場予想は前年度比8.59%でありました。

燃料の下落が引き続き主な原因のようです。

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2008年11月21日 (金)

インド経済シンポジュームについて

17日、日経新聞社主宰のインド経済シンポジュームに参加して参りました。

内容
http://www.iies-japan.com/iies-j/20081027.pdf

18日の日経新聞朝刊にも概略が載っていますが、以下、私なりに内容をまとめてみま
す。

①インドの金融システムは健全である
世界的な金融危機の高まりで銀行間金利が一時23%まで上昇したが、現在目標の7%
前後に落ち着いている。
インドの銀行は自己資本比率で約12%あり、不良債権比率も約1%と低い。
企業の財務レバレッジも低い。

②インド国内貯蓄の伸びがインドの経済成長を支えている。
世界的な金融危機の影響を全く受けないわけではないが、インドの輸出/GDPは約13%
(中国は約35%)と低く、海外の景気悪化がインドの実態経済に及ぼす影響は限定
的。
インドの経済成長は国内ファクターで7%前後を維持できる。
現在、インドから流出している海外投資資金が一巡すれば成長率は9%台を回復す
る。
その資金も無限に流出するわけではない。

③現在の金融危機はチャンス
痛みが酷い欧米の金融機関と比較して、日印の金融機関は相対的に健全であり、ビジ
ネス拡大のチャンス。
特に、石油・鉄鋼など一次産品価格の下落はインフラ整備を推し進めるインドにとっ
てチャンス。
日印のビジネスコラボレーションの加速。

④インドの問題点
インフラにおける土地収用が進まないなど民主主義であるために起こる実行スピード
の遅行。
電力不足、特に発電は民間でありながら、配電・送電は州が管轄するなど産業政策に
おける構造上の問題など

以上、簡単にまとめましたが、かなり共通していたのが貯蓄率の増大(24→36%)に
よる経済成長という部分です。海外の景気悪化がインド経済に及ぼす影響は限定的で
あると皆さん認識されているようでした。

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11/2~11/8インド卸売物価指数

昨日11月20日発表された11/2~11/8インド卸売物価指数は235.0(前年度比8.90%)と先週の235.5(前年度比8.95%)より低下。
市場予想は前年度比9.0%でありました。

燃料・工業製品の下落が引き続き主な原因のようです。

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2008年11月14日 (金)

10/26~11/1インド卸売物価指数

昨日11月13日発表された10/26~11/1インド卸売物価指数は235.5(前年度比8.98%)と大幅に低下。
市場予想は前年度比10.28%でありました。

卸売物価指数の前年度比が一桁台になるのは、政府による燃料価格引き上げ前、今年の5月末以来となります。
燃料・工業製品の下落が主な原因のようです。

あまりに大幅な低下ですので、少し細かく要因を分析してみます。

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                            Nov. 1 Oct. 25 Oct. 18 Oct. 11  Oct. 4 Sept. 6
                              2008    2008    2008    2008    2008    2008
==============================================================================
                        ---------------- YoY% (P) ------------ YoY%(F)
All Commodities            8.98%  10.72%  10.68%  11.07%  11.44%  12.42%
Primary Articles          11.01%  11.41%  10.92%  11.53%  12.68%  11.36%
Food Articles              9.07%   8.84%   8.43%   8.74%   9.69%   7.16%
Non-food Articles        11.05%  11.77%  10.81%  12.48%  13.92%  17.69%
Minerals                   42.69%  52.48%  52.48%  52.45%  54.47%  42.69%

Fuel, Power, Light         9.22%  14.09%  14.09%  14.49%  14.64%  16.66%
Coal Mining                9.84%   9.84%   9.84%   9.84%   9.84%   9.84%
Mineral Oils              13.40%  21.71%  21.71%  22.41%  22.64%  26.23%
Electricity                 1.39%   1.39%   1.39%   1.39%   1.39%   1.39%
==============================================================================
                            Nov. 1 Oct. 25 Oct. 18 Oct. 11  Oct. 4 Sept. 6
                              2008    2008    2008    2008    2008    2008
==============================================================================
                        ---------------- YoY% (P) ------------ YoY%(F)
Manufactured Products    8.06%   9.09%   9.26%   9.53%   9.69%  11.27%
Food Products              5.52%   7.36%   7.98%   8.45%   9.76%  15.71%
Beverage & Tobacco       8.33%   8.33%   8.33%  10.79%  10.79%  11.88%
Textiles                    5.75%   5.67%   5.82%   5.90%   6.13%   7.59%
Wood                        9.77%   9.77%   9.77%   9.77%   9.77%   9.77%
Paper                       4.62%   4.31%   4.41%   4.41%   4.41%   4.57%
Leather                    0.60%   0.60%   0.60%   0.60%   0.60%   0.60%
Rubber & Plastic          4.64%   5.55%   5.25%   5.25%   3.50%   4.18%
Chemicals                  9.67%   9.62%   9.62%   9.77%   9.66%  10.47%
Non-Metallic Min. Prd     3.76%   3.76%   3.56%   3.42%   3.42%   3.76%
Basic Metals, Alloys     15.83%  19.83%  19.83%  20.38%  20.47%  20.77%
Machinery & Tools         5.25%   5.25%   5.25%   5.25%   5.25%   5.01%
Transport Equip./Part    6.26%   6.26%   6.33%   6.46%   6.46%   6.78%
------------------------------------------------------------------------------
==============================================================================
                             Nov. 1 Oct. 25 Oct. 18 Oct. 11  Oct. 4 Sept. 6
                               2008    2008    2008    2008    2008    2008
==============================================================================
                        ------------- Index level (P) --------Level(F)
All Commodities            235.5   238.5   238.3   238.8   239.6   241.7
Primary Articles            249.0   249.9   248.8   249.5   251.4   251.9
Food Articles              244.1   243.9   243.0   242.6   243.3   242.5
Non-food Articles         233.1   233.6   231.7   235.3   239.8   247.5
Minerals                    606.0   647.6   647.6   647.6   656.2   606.0

Fuel, Power, Light         356.6   369.3   369.3   370.6   371.1   375.3
Coal Mining                 254.4   254.4   254.4   254.4   254.4   254.4
Mineral Oils                445.1   470.9   470.9   473.6   474.5   483.2
Electricity                  276.5   276.5   276.5   276.5   276.5   276.5

Manufactured Products    203.8   205.3   205.4   205.7   206.1   208.4
Food Products               202.7   204.1   204.4   205.4   208.1   216.6
Beverage & Tobacco        296.6   296.6   296.6   293.7   293.7   296.6
Textiles                     139.7   139.7   139.9   140.0   140.3   143.2
Wood                          237.0   237.0   237.0   237.0   237.0   237.0
==============================================================================
                             Nov. 1 Oct. 25 Oct. 18 Oct. 11  Oct. 4 Sept. 6
                               2008    2008    2008    2008    2008    2008
==============================================================================
                        ------------- Index level (P) --------Level(F)
Paper                        203.7   203.2   203.4   203.4   203.4   203.6
Leather                      168.3   168.3   168.3   168.3   168.3   168.3
Rubber & Plastic           169.1   169.2   168.5   168.5   165.7   166.8
Chemicals                   224.6   224.4   224.5   224.8   224.7   224.8
Non-Metallic Min. Prd     218.1   218.1   218.2   217.9   217.9   218.0
Basic Metals, Alloys          286.8   296.7   296.7   297.7   297.8   298.9
Machinery & Tools          176.5   176.4   176.3   176.3   176.3   176.2
Transport Equip./Part      176.6   176.6   176.4   176.4   176.4   176.5
------------------------------------------------------------------------------
(データ:Bloomberg)

Mineral Oils が21.71%から13.40% の大幅減、 Basic Metals, Alloys が19.83%から15.83%の減少となっています。

石油会社が血を流している今、燃料価格の値下げはない:インド石油相   ヴォイス・オブ・インディア 2008/11/13
http://www.voiceofindia.co.jp/content/view/2074/74/

に見られるように、燃料価格の引き下げがない中、ちょっと今回の卸売物価指数は理解に苦しみます。
しかしながら、この数値が事実であるとすれば、インドのインフレ率は予想以上に早く低下しており、更なる景気対策に向けての金融政策が期待されます。

(卸売物価指数:インドのインフレ率を表す代表的な物価指数)

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2008年11月13日 (木)

ジョージ・ソロス、またインド株買い!

史上最強と言われる投資家、ジョージ・ソロスがまたインド株買いというニュースが出ています。

Soros’ Quantum buys 2 pc in GVK Power THE ECONOMIC TIMES 2008.11.11 http://economictimes.indiatimes.com/News_by_Industry/Soros_buys_2_in_GVK_Power/articleshow/3697205.cms

電力、インフラ企業のGVK (http://www.gvk.com/)に3億5000万ルピーを投資したようです。
米国のバフェットもそうですが、ソロスも積極的に動いているようですね!

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インド9月鉱工業生産指数(IIP)

12日発表のインド9月鉱工業生産指数(IIP)は市場予想4.1%を上回る前年比4.8%の増加、前月発表の1.3%も1.4%に改定されました。

10月分は世界的な金融危機の影響から厳しい数値が予想されます。
今年のインド経済は、前半、原油高・インフレ、後半、世界的な金融危機という逆風に喘いでいます。
ここ数年においては最悪と思われる経済環境下において、インドの経済・企業収益がどのぐらいの成長率をキープできるのか、注目したいと思います。

ちなみに、先ほど日本の9月鉱工業生産指数が発表されました。前年比0.2%増だそうです。

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2008年11月11日 (火)

インド10月乗用車販売

9月時点で少し盛り返したインドの乗用車販売ですが、10月は大幅に落ち込みました。
この半年間におけるインド自動車販売数を見てみましょう。

10月 126098 -9.1%
9月 140466  5.3%
8月 122748 -2.4%
7月 113822 -1.4%
6月 129536  8.1%
5月 141946 16.6%

7月、8月はガソリン価格の上昇、インフレ、金利高の影響が大きかったと考えられますが、10月は世界的な金融危機がインド自動車ローンの貸し渋りにまで波及したという見方があります。

11月以降は、10月の2度にわたるインド中銀の利下げが乗用車販売拡大に結びつくか注目したいと思います。

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2008年11月 5日 (水)

インドSENSEX30種企業7-9月期決算総括

企業名 売上高(Rs.Mil) 純利益(Rs.Mil)
2008年7―9月期 2007年7―9月期 増減率 2008年7―9月期 2007年7―9月期 増減率
ACC 19,137.80 16,867.60 13.5% 2,599.80 2,817.90 -7.7%
ブハルティ・エアテル 89,235.70 63,249.30 41.1% 16,681.30 16,437.60 1.5%
バーラト重電機 57,983.00 44,393.00 30.6% 6,158.00 6,877.00 -10.5%
DLF 38,401.60 33,492.40 14.7% 19,353.50 20,185.50 -4.1%
グラシム・インダストリーズ 44,524.50 39,252.20 13.4% 4,864.30 6,200.10 -21.5%
HDFC 26,151.00 18,886.00 38.5% 5,342.30 6,463.90 -17.4%
HDFC銀行 46,343.20 28,451.40 62.9% 5,279.80 3,684.80 43.3%
ヒンダルコ・インダストリーズ 56,831.80 49,669.30 14.4% 7,199.50 6,425.70 12.0%
ヒンドゥスタン・ユニリーバ 41,109.10 33,951.70 21.1% 5,466.10 4,080.60 34.0%
ICICI銀行 155,904.60 138,505.70 12.6% 6,514.80 8,979.20 -27.4%
インフォシス・テクノロジーズ 54,180.00 41,060.00 32.0% 14,320.00 11,000.00 30.2%
ITC 37,632.90 32,701.40 15.1% 8,027.20 7,708.70 4.1%
ジャイプラカシュ・アソシエイツ 12,866.30 9,222.00 39.5% 2,031.30 1,036.20 96.0%
ラーセン&トゥブロ 76,863.50 55,020.90 39.7% 4,602.60 3,480.20 32.3%
マヒンドラ・マヒンドラ 77,414.00 65,026.00 19.1% 3,733.00 3,926.00 -4.9%
マルチ・スズキ・インディア 49,936.20 46,787.30 6.7% 2,961.20 4,665.00 -36.5%
ナショナル・サーマルパワー 96,614.20 80,168.60 20.5% 21,105.10 19,254.90 9.6%
インド石油ガス公社 188,966.30 166,238.90 13.7% 48,084.10 50,974.80 -5.7%
ランバクシー・ラボラトリーズ 11,463.00 10,381.20 10.4% -3,529.30 1,681.60 -309.9%
リライアンス・コミュニケーションズ 55,355.60 45,532.90 21.6% 15,307.80 13,045.70 17.3%
リライアンス・インフラストラクチャー 26,748.60 17,700.70 51.1% 2,889.70 2,500.80 15.6%
リライアンス・インダストリーズ 447,870.00 320,430.00 39.8% 41,220.00 38,370.00 7.4%
インドステイト銀行 270,834.70 214,242.60 26.4% 23,781.90 21,507.20 10.6%
サティヤム・コンピュータ・サービシズ 28,192.90 20,317.20 38.8% 5,808.50 4,090.90 42.0%
スターライト・インダストリーズ[インド] 72,058.20 68,904.20 4.6% 12,769.40 10,827.40 17.9%
タタ・スティール 68,506.70 47,859.00 43.1% 17,878.10 11,908.30 50.1%
タタ・コンサルタンシー・サービシズ 69,533.70 55,495.90 25.3% 12,709.90 12,516.00 1.5%
タタ・パワー 19,588.80 13,505.60 45.0% 2,619.30 2,574.30 1.7%
タタ・モーターズ 70,788.50 55,726.50 27.0% 3,469.90 5,268.40 -34.1%
ウィプロ 65,073.00 47,760.00 36.3% 9,782.00 8,237.00 18.8%
合計 2,376,109.30 1,880,799.50 26.3% 329,031.10 316,725.70 3.9%

(データ:各企業HP及びBloomberg)

全ての企業が前年度比で増収となる中、19社が増益、
11社減益、内1社が赤字となりました。
全体的には、ルピー安によりITサービス企業が好調であった他、インフラ関連、素材
関連が好調でした。
逆に、原油高・インフレ・金利高による費用増が吸収しきれなかった企業は自動車を
中心に減益となっています。

10月以降はインフレの沈静化、金利低下というプラス材料と世界的な景気悪化というマイナス材料の綱引きとなりそうです。

特にインド政府がいまだ時期尚早としている燃料価格引下げが、原油価格の更なる下落、インドルピーの反騰により行われるかどうか、ま た、タイムラグを伴う原材料価格の下落がどのようなスピードで進むかなどに注目したいと思います。

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2008年11月 4日 (火)

インド9月貿易収支

11月3日発表の9月貿易統計、前月、前年比較は以下の通り

           9/08    8/08   9/07    
輸出    :   13748   16005  12455
輸入    :   24380   29946  17009
内原油   :     9096   10962   5792
内原油外 :   15284   18985  11218
貿易収支 :   -10632  -13941  -4554

(データ:Bloomberg、Mil$)

原油価格の下落はインドの貿易赤字、財政赤字、インフレにおいて特効薬となります。
現在の原油価格下落の背景にある世界の景気後退はインドにとってメリット?デメリット?

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インド外貨準備高 2008/10/24

先週末発表の10月24日インド外貨準備高は2584億ドル、10月17日の2738億ドルから154億ドル、5.6%の減少。
ピーク2008年5月23日の3161億ドルからは577億ドル、18.2%の減少となっています。

(データ:Bloomberg)

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インド中銀、追加利下げ

インド準備銀行(中央銀行)は11月1日、政策金利のレポレート(市中銀行への貸出金利)を0.5%引き下げ年7.5%にすると発表しました。

利下げはこの2週間で2度目で、予想外でした。
中銀は同時に、預金準備率を現行の6.5%から1%引き下げて5.5%にすることも発表しており、インフレ警戒から景気減速回避へより明確なシフトとなります。

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タタ・モーターズ 2008年7―9月期決算発表

タタ・モーターズ

商用車国内最大手

2008年7―9月期(前年同期比)
売上高[Rs.Mil]70788.5(+27.0%)
純利益[Rs.Mil]3469.9(-34.1%)

(データ: タタ・モーターズHP)

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記載のデータについてはチェックを行っていますが、その内容の正確性、
信頼性を保証するものではありません。情報についてはご自身において
当該企業のHPなどで再確認されるようお願いいたします。
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リライアンス・コミュニケーションズ 2008年7―9月期決算発表

リライアンス・コミュニケーションズ 

リライアンス財閥の通信事業持ち株会社

2008年7―9月期(前年同期比)
売上高[Rs.Mil]55355.6(+21.6%)
純利益[Rs.Mil]15307.8(+17.3%)

(データ: リライアンス・コミュニケーションズHP)

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記載のデータについてはチェックを行っていますが、その内容の正確性、
信頼性を保証するものではありません。情報についてはご自身において
当該企業のHPなどで再確認されるようお願いいたします。
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ランバクシー・ラボラトリーズ 2008年7―9月期決算発表

ランバクシー・ラボラトリーズ

ジェネリック医薬品製造大手

2008年7―9月期(前年同期比)
売上高[Rs.Mil]11462.95(+10.4%)
純利益[Rs.Mil]-3529.3(前年同期1681.56)

(データ: ランバクシー・ラボラトリーズHP)

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記載のデータについてはチェックを行っていますが、その内容の正確性、
信頼性を保証するものではありません。情報についてはご自身において
当該企業のHPなどで再確認されるようお願いいたします。
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DLF 2008年7―9月期決算発表

DLF

不動産開発大手

2008年7―9月期(前年同期比)
売上高[Rs.Mil]38401.6(+14.7%)
純利益[Rs.Mil]19353.5(-4.1%)

(データ:Bloomberg)

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記載のデータについてはチェックを行っていますが、その内容の正確性、
信頼性を保証するものではありません。情報についてはご自身において
当該企業のHPなどで再確認されるようお願いいたします。
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ヒンダルコ・インダストリーズ 2008年7―9月期決算発表

ヒンダルコ・インダストリーズ

アデティヤ・ビルラ財閥の中核企業、非鉄金属

2008年7―9月期(前年同期比)
売上高[Rs.Mil]56831.8(+14.4%)
純利益[Rs.Mil]7199.5(+12.0%)

(データ: ヒンダルコ・インダストリーズHP)

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記載のデータについてはチェックを行っていますが、その内容の正確性、
信頼性を保証するものではありません。情報についてはご自身において
当該企業のHPなどで再確認されるようお願いいたします。
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ブハルティ・エアテル 2008年7―9月期決算発表

ブハルティ・エアテル

携帯電話他、通信サービス事業

2008年7―9月期(前年同期比)
売上高[Rs.Mil]89235.7(+41.1%)
純利益[Rs.Mil]16681.3(+1.5%)

(データ: ブハルティ・エアテルHP)

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信頼性を保証するものではありません。情報についてはご自身において
当該企業のHPなどで再確認されるようお願いいたします。
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2008年10月31日 (金)

10/12~18インド卸売物価指数

昨日30日発表された10/5~11インド卸売物価指数は238.3(前年度比10.68%)と5週連続で鈍化。
食料及び石油、鉄鋼の下落が主な要因。

(データ:Bloomberg)

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インド石油ガス公社 2008年7―9月期決算発表

インド石油ガス公社

国営の石油天然ガス公社

2008年7―9月期(前年同期比)
売上高[Rs.Mil]188966.3(+13.7%)
純利益[Rs.Mil]48084.1(-5.7%)

(データ:Bloomberg)

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2008年10月30日 (木)

マヒンドラ・マヒンドラ 2008年7―9月期決算発表

マヒンドラ・マヒンドラ 

マヒンドラ財閥、トラクター、自動車製造

2008年7―9月期(前年同期比)
売上高[Rs.Mil]77414(+19.1%)
純利益[Rs.Mil]3733(-4.9%)

(データ: マヒンドラ・マヒンドラ HP)

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2008年10月29日 (水)

インド株式における外国人保有比率

今年に入ってからのインド株式に対する外国人売りはすでに100億ドルを超えていると見られ、インド株式下落の元凶と見られています。

いったい、彼らはどのぐらいインド株式を保有しているのか気になるところであります。
そこで、ちょっと調べてみました。

インド株式全体としてのデータを取得するのが難しかったので、SENSEX30種採用銘柄について2008年10月27日の時価総額、2008年9月末時点報告のFII(海外機関投資家)の保有比率から全体像を把握してみたいと思います。

銘柄 時価総額 Rs(A) 外国人保有比率(B) A×B
ACC IB Equity 77,829,500,000 8.86% 6,895,693,700
BHARTI IB Equity 1,075,200,000,000 22.60% 242,995,200,000
BHEL IB Equity 528,804,000,000 16.62% 87,887,224,800
DLFU IB Equity 337,727,400,000 6.78% 22,897,917,720
GRASIM IB Equity 87,333,240,000 20.06% 17,519,047,944
HDFC IB Equity 415,585,700,000 60.41% 251,055,321,370
HDFCB IB Equity 396,351,800,000 27.10% 107,411,337,800
HNDL IB Equity 68,690,950,000 12.99% 8,922,954,405
HUVR IB Equity 459,802,100,000 13.93% 64,050,432,530
ICICIBC IB Equity 352,052,300,000 36.44% 128,287,858,120
INFO IB Equity 716,684,100,000 32.54% 233,209,006,140
ITC IB Equity 561,943,100,000 13.51% 75,918,512,810
JPA IB Equity 62,678,410,000 21.66% 13,576,143,606
LT IB Equity 423,556,200,000 14.68% 62,178,050,160
MM IB Equity 64,125,860,000 24.66% 15,813,437,076
MSIL IB Equity 149,901,000,000 15.65% 23,459,506,500
NATP IB Equity 1,038,516,000,000 4.25% 44,136,930,000
ONGC IB Equity 1,328,133,000,000 6.39% 84,867,698,700
RBXY IB Equity 67,396,270,000 7.11% 4,791,874,797
RCOM IB Equity 413,631,000,000 9.42% 38,964,040,200
RELI IB Equity 91,999,300,000 16.89% 15,538,681,770
RIL IB Equity 1,691,350,000,000 16.97% 287,022,095,000
SBIN IB Equity 670,814,200,000 12.04% 80,766,029,680
SCS IB Equity 193,899,800,000 46.86% 90,861,446,280
STLT IB Equity 152,841,400,000 6.32% 9,659,576,480
TATA IB Equity 123,103,400,000 17.65% 21,727,750,100
TCS IB Equity 486,369,700,000 11.06% 53,792,488,820
TPWR IB Equity 126,246,500,000 19.93% 25,160,927,450
TTMT IB Equity 63,011,020,000 14.91% 9,394,943,082
WPRO IB Equity 322,519,000,000 6.21% 20,028,429,900
合計 12,548,096,250,000 合計 2,148,790,556,940
保有比率 17.10%

時価総額は2008年10月27日現在
外国人保有比率は2008年9月30日現在
データはブルームバーグより加工

ざっくりですが、SENSEX30種合計の時価総額は約12.5兆ルピー、外国人保有比率は約17%、保有額は約2.1兆ルピー、1ルピー≒2円、1ドル≒50ルピーとすると外国人が保有しているインド株式は約4.2兆円、420億ドルというところでしょうか。

今月に入っても売り越しが継続していると見られるので、残はすでに4兆円、400億ドルを下回っているかも知れません。

インドのGDPが 1兆689億6,523万ドル [2007年 データ:JETRO HP]、直近のインド外貨準備高が2738.86億ドル(2008年10月17日現在 データ:ブルームバーグ)ということから考えると、それほど驚異的な残高ではないように思います。

この外国人売りに対し買い向かっているのは、インド国内機関投資家、ミューチュアルファンド、自社株買いなどです。

この異常な海外からの投げ売りが収束し、株式が上昇に向かえば、インド国内の投資家による資産効果で消費支出がアップし、景気拡大のエネルギーとなるのですが……

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2008年10月28日 (火)

28日、インド株式市場特別取引

インドのNSE、BSE、両取引所はディワリ(ヒンズー教のお祭り)の祝日に伴い28日の通常取引はお休みです。
しかし、ムンバイ時間18:15(日本時間21:45)から1時間の特別取引を行うそうです。

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インドステイト銀行 2008年7―9月期決算発表

インドステイト銀行 

インドで一番大きい市中銀行です

2008年7―9月期(前年同期比)
売上高[Rs.Mil]270834.7(+26.4%)
純利益[Rs.Mil]23781.9(+10.6%)

(データ: インドステイト銀行HP)

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記載のデータについてはチェックを行っていますが、その内容の正確性、
信頼性を保証するものではありません。情報についてはご自身において
当該企業のHPなどで再確認されるようお願いいたします。
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タタ・パワー 2008年7―9月期決算発表

タタ・パワー 

タタ財閥系、電力会社です

2008年7―9月期(前年同期比)
売上高[Rs.Mil]19588.8(+45.0%)
純利益[Rs.Mil]2619.3(+1.7%)

(データ: タタ・パワーHP)

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記載のデータについてはチェックを行っていますが、その内容の正確性、
信頼性を保証するものではありません。情報についてはご自身において
当該企業のHPなどで再確認されるようお願いいたします。
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2008年10月27日 (月)

バーラト重電機 2008年7―9月期決算発表

バーラト重電機

エネルギー関連のインフラ構築、製造、設置サービス

2008年7―9月期(前年同期比)
売上高[Rs.Mil]57983(+30.6%)
純利益[Rs.Mil]6158(-10.5%)

(データ: バーラト重電機HP)

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記載のデータについてはチェックを行っていますが、その内容の正確性、
信頼性を保証するものではありません。情報についてはご自身において
当該企業のHPなどで再確認されるようお願いいたします。
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ITC 2008年7―9月期決算発表

ITC:Imperial Tobacco Company of India Limited
たばこ、食品、農業関連

2008年7―9月期(前年同期比)
売上高[Rs.Mil]37632.9(+15.1%)
純利益[Rs.Mil]8027.2(+4.1%)

(データ: ITC HP)

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記載のデータについてはチェックを行っていますが、その内容の正確性、
信頼性を保証するものではありません。情報についてはご自身において
当該企業のHPなどで再確認されるようお願いいたします。
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ナショナルサーマル・パワー(NTPC) 2008年7―9月期決算発表

ナショナルサーマル・パワー(NTPC)
National Thermal Power Corporation Ltd
インドで最も大きい電力会社

2008年7―9月期(前年同期比)
売上高[Rs.Mil]96614.2(+20.5%)
純利益[Rs.Mil]21105.1(+9.6%)

(データ: ナショナルサーマル・パワーHP)

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記載のデータについてはチェックを行っていますが、その内容の正確性、
信頼性を保証するものではありません。情報についてはご自身において
当該企業のHPなどで再確認されるようお願いいたします。
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タタ・スティール 2008年7―9月期決算発表

タタ・スティール

鉄鋼

2008年7―9月期(前年同期比)
売上高[Rs.Mil]68506.7(+43.1%)
純利益[Rs.Mil]17878.1(+50.1%)

(データ: タタ・スティールHP)

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記載のデータについてはチェックを行っていますが、その内容の正確性、
信頼性を保証するものではありません。情報についてはご自身において
当該企業のHPなどで再確認されるようお願いいたします。
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マルチ・スズキ・インディア 2008年7―9月期決算発表

マルチ・スズキ・インディア

日本のスズキ自動車の子会社

2008年7―9月期(前年同期比)
売上高[Rs.Mil]49936.2(+6.7%)
純利益[Rs.Mil]2961.2(-36.5%)

(データ: マルチ・スズキ・インディアHP)

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信頼性を保証するものではありません。情報についてはご自身において
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ヒンドゥスタン・ユニリーバ 2008年7―9月期決算発表

ヒンドゥスタン・ユニリーバ

ユニ・リーバー(イギリス)のグループ。
生活用品

2008年7―9月期(前年同期比)
売上高[Rs.Mil]41109.1(+21.1%)
純利益[Rs.Mil]5466.1(+34.0%)

(データ:Bloomberg)

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信頼性を保証するものではありません。情報についてはご自身において
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2008年10月24日 (金)

グラシム・インダストリーズ 2008年7―9月期決算発表

グラシム・インダストリーズ

セメント、繊維、織物、化学製品等の製造

2008年7―9月期(前年同期比)
売上高[Rs.Mil]44524.5(+13.4%)
純利益[Rs.Mil]4864.3(-21.5%)

(データ: グラシム・インダストリーズHP)

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信頼性を保証するものではありません。情報についてはご自身において
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スターライト・インダストリーズ[インド] 2008年7―9月期決算発表

スターライト・インダストリーズ[インド] 

銅資源大手、ヴェダンタ・リソーシズ財閥

2008年7―9月期(前年同期比)
売上高[Rs.Mil]72058.2(+4.6%)
純利益[Rs.Mil]12769.4(+17.9%)

(データ:Bloomberg)

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10/5~11インド卸売物価指数

昨日23日発表された10/5~11インド卸売物価指数は238.8(前年度比11.07%)と4週連続で鈍化。
食料及び石油価格の下落が主な要因。

日付  指数  前年比
10/11  238.8  11.07%
10/04  239.6  11.44%
09/27  240.7  11.80%
09/20  241.0  11.99%
09/13  241.1  12.14%

(卸売物価指数:インドのインフレ率を表す代表的な物価指数)

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リライアンス・インダストリーズ 2008年7―9月期決算発表

リライアンス・インダストリーズ

インドの民間部門最大企業で、リライアンス財閥の中核に位置する世界的石油化学企業

2008年7―9月期(前年同期比)
売上高[Rs.Mil]447870(+39.8%)
純利益[Rs.Mil]41220(+7.4%)

(データ: リライアンス・インダストリーズHP)

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ACC 2008年7―9月期決算発表

ACC(Associated Cement Companies Ltd)

セメント企業

2008年7―9月期(前年同期比)
売上高[Rs.Mil]19137.775(+13.5%)
純利益[Rs.Mil]2599.818(-7.7%)

(データ: ACC HP)

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2008年10月23日 (木)

マンモハン・シン首相閣下歓迎午餐レセプション

本日23日、開催されたマンモハン・シン首相閣下歓迎午餐レセプションに出席して参りました。

財団法人日印協会と日印友好議員連盟の共催ということでしたが、200人程度(?)の出席者で、憲政記念館のホールは満員でした。

森元首相の挨拶、中山太郎日印友好議連会長の挨拶、そしてマンモハン・シン首相閣下のお話です。

閣下は、日本とインドが協力し、このグローバルな世界経済危機を克服していこうとお話されました。

その言葉に匠はインドの強い自信を感じました。

インドは一昔前なら、救済を乞う立場であったかもしれません。

しかし今は違います。

欧米の景気減速を補って世界経済の成長に貢献できる国としての自負を感じるお話でありました。

 

閣下のお話が終わり、福田前首相の音頭によりジュースで乾杯した後、マンモハン・シン首相閣下は出席者全員と握手をするということで、匠も握手して参りました。

“インドの将来に期待しています”“がんばってください”

など色々と言いたかったのですが、その11億人の上に立つオーラの前に出た言葉は……

“Nice to meet you” ??????

_| ̄|○

英会話力 ゼロ

……

しかし、変な失言するよりはマシとポジティブ志向で、後ろに用意されている料理に向かいます。

何人かの関係者と歓談した後、憲政記念館を後にしながら、

“がんばれインド”“がんばれ俺”

そっとつぶやく匠でありました。

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ノルウェーのソブリンファンドがインド株に20億ドル投資

世界2位の規模を誇るノルウェーの政府系ファンドが来年1月までにインド株を20億ドル買うそうです。

今後のグローバルポートフォリオを考えたら、先進国のウエイト引き下げ、新興国のウエイト引き上げは当然の流れと思います。

しかしながら、この未曾有の世界金融危機においては、明日より今日のことが大事、皆Cashを掴むことに必死で、未来に向けて戦略的に行動している機関投資家は、ごくわずかなのではないでしょうか。

他の北欧国家が破綻回避に奔走する中、戦略的な投資行動を貫くノルウェーという国家、非常に興味深いものを感じます。

Norway fund to invest $2 bn in Indian stocks 
Business-standard New Delhi October 22, 2008, 0:24 IST

http://www.business-standard.com/india/storypage.php?autono=338043

 

[追記]
ちょうど、先月の外国人売り越し額と同じぐらいですね。

参考:インド株 外国人投資家動向 
http://indokeizai.com/securities/FIIs/index.html

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タタ・コンサルタンシー・サービシズ 2008年7―9月期決算発表

タタ・コンサルタンシー・サービシズ 

タタ財閥のソフトウェア企業

2008年7―9月期(前年同期比)
売上高[Rs.Mil]69533.7(+25.3%)
純利益[Rs.Mil]12709.9(+1.5%)

(データ: タタ・コンサルタンシー・サービシズHP)

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リライアンス・インフラストラクチャー 2008年7―9月期決算発表

リライアンス・インフラストラクチャー 

発電・配送電を行う電力会社

2008年7―9月期(前年同期比)
売上高[Rs.Mil]26748.6(+51.1%)
純利益[Rs.Mil]2889.7(+15.6%)

(データ:Bloomberg)

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ウィプロ 2008年7―9月期決算発表

ウィプロ

ITサービス企業

2008年7―9月期(前年同期比)
売上高[Rs.Mil]65073(+36.3%)
純利益[Rs.Mil]9782(+18.8%)

(データ: ウィプロHP)

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2008年10月22日 (水)

ジャイプラカシュ・アソシエイツ 2008年7―9月期決算発表

ジャイプラカシュ・アソシエイツ 

インフラ開発大手、ジャイピー財閥

2008年7―9月期(前年同期比)
売上高[Rs.Mil]12866.3(+39.5%)
純利益[Rs.Mil]2031.3(+96.0%)

(データ: ジャイプラカシュ・アソシエイツHP)

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サティヤム・コンピュータ・サービシズ 2008年7―9月期決算発表

サティヤム・コンピュータ・サービシズ

インド第四位のIT企業

2008年7―9月期(前年同期比)
売上高[Rs.Mil]28192.9(+38.8%)
純利益[Rs.Mil]5808.5(+42.0%)

(データ: サティヤム・コンピュータ・サービシズHP)

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HDFC 2008年7―9月期決算発表

HDFC :Housing Development Finance Corporation Ltd

公的色彩の強い住宅金融会社

2008年7―9月期(前年同期比)
売上高[Rs.Mil]26151(+38.5%)
純利益[Rs.Mil]5342.3(-17.4%)

(データ: HDFC HP)

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HDFC銀行 2008年7―9月期決算発表

HDFC銀行 

インド第二位の民間銀行

2008年7―9月期(前年同期比)
売上高[Rs.Mil]46343.2(+62.9%)
純利益[Rs.Mil]5279.8(+43.3%)

(データ: HDFC銀行HP)

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ラーセン&トゥブロ 2008年7―9月期決算発表

ラーセン&トゥブロ

建設系コングロマリット

2008年7―9月期(前年同期比)
売上高[Rs.Mil]76863.5(+39.7%)
純利益[Rs.Mil]4602.6(+32.3%)

(データ: ラーセン&トゥブロHP)

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インフォシス・テクノロジーズ 2008年7―9月期決算発表

インフォシス・テクノロジーズ

インド第二位のIT企業

2008年7―9月期(前年同期比)
売上高[Rs.Mil]54180(+32.0%)
純利益[Rs.Mil]14320(+30.2%)

(データ: インフォシス・テクノロジーズHP)

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インド2008年7―9月期決算発表

原油高・インフレ・世界的な金融危機と近年になく厳しい経済環境に見舞われたインド2008年7―9月期決算、SENSEX指数採用の30銘柄について、決算内容を吟味したいと思います。

決算発表予定日

2008/10/10 インフォシス・テクノロジーズ
2008/10/15 ラーセン&トゥブロ
2008/10/16 HDFC銀行
2008/10/17 HDFC
2008/10/17 サティヤム・コンピュータ・サービシズ
2008/10/22 リライアンス・インフラストラクチャー
2008/10/22 ウィプロ
2008/10/23 ACC
2008/10/2331ランバクシー・ラボラトリーズ
2008/10/23 リライアンス・インダストリーズ
2008/10/24 バーラト重電機
2008/10/24 ITC
2008/10/24 ナショナル・サーマルパワー
2008/10/24 タタ・スティール
2008/10/27 ICICI銀行
2008/10/27 インドステイト銀行
2008/10/27 タタ・パワー
2008/10/2921 ジャイプラカシュ・アソシエイツ
2008/10/29 マヒンドラ・マヒンドラ
2008/10/2931 リライアンス・コミュニケーションズ
2008/10/2923 スターライト・インダストリーズ[インド]
2008/10/3031 DLF
2008/10/30 インド石油ガス公社
2008/10/31 ブハルティ・エアテル
2008/10/3123 グラシム・インダストリーズ
2008/10/31 ヒンダルコ・インダストリーズ
2008/10/3124 ヒンドゥスタン・ユニリーバ
2008/10/3124 マルチ・スズキ・インディア
2008/10/3122 タタ・コンサルタンシー・サービシズ
2008/10/31 タタ・モーターズ

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2008年9月25日 (木)

インドムンバイ株式市場、取引時間がが10月8日まで変則になります

インドムンバイ株式市場では10月8日まで、午後11時25分~午後零時10分(日本時間14:55~15:40)まで中断、終了時間は通常より45分遅い午後4時15分(日本時間19:45)までになるそうです。
理由はデータ通信障害発生の恐れがあるためだそうです。(太陽の黒点運動が衛星通信システムに影響を及ぼす可能性があるためかな?)

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2008年9月 8日 (月)

結論、今後のインフレ率予想

インフレの犯人“石油”“金属”逮捕

(供述)

石油:すまねぇ……皆の衆を困らせるつもりはなかったんだが、うちも仕入れ価格があんなに上がっちまって、なんとか我慢していたんだが……限界だったんだ(泣)

金属:俺も仕入れの鉄鉱石があんな事になっちまって……

インド政府が燃料価格を引き上げた6月4日のNY原油先物価格は122.30ドル/bl、現在はそれを下回る水準です。

また世界的に景気悪化が懸念される中で来年再度鉄鉱の値上げがあるでしょうか?

ちなみに鉄鋼世界最大手のアルセロール・ミタルが一昨日に、南アフリカ向けに鋼材価格を平均で5%程度値下げすると発表しています。

新日本製鉄(5401)が冴えない アルセロールミタルの値下げで鋼材需要の世界的な減速が警戒される NSJニュース  2008年09月04日
http://moneyzine.jp/article/detail/90769/

今後、彼らが更生し、インドの物価安定、成長に寄与してくれることを期待して止みません。

・・・

・・・

・・・

と、なぜか途中から推理小説風になってしまいましたが、結論は以下の通りです。

インド政府が燃料価格を下げなくても、鉄鉱石の価格が下がらなくても、価格が上昇しなければ、それぞれ来年の6月・3月にはインフレに対する寄与分はなくなります。

この2つがなくなるだけで、インフレ率はかなり低下することが予想されます。

現在は、ガソリン価格の上昇による輸送費の増加等のため、時間が経つにつれて日用品へとカスケード効果(雪だるま式の影響)でインフレ率の上昇圧力が高まっていますが、これも一巡すれば来年のインフレ率低下に一役買うことでしょう。

原油や鉱物など一次産品価格が再度上昇基調となれば、来年以降も高インフレが続く可能性はありますが、今年のような商品価格急騰のペースが果たして今後も続いていくでしょうか?

急騰ペースが鈍る、あるいは反落となった時には、昨年のようにインフレ率が3%台ということも充分可能性があると思います。

そうなった時、中央銀行は現在9%まで上げた政策金利をどうするでしょうか?

この分析から、来年、インドのインフレ率は大幅に低下、政策金利の引き下げ、GDP成長率・企業業績の上方修正を予想しています。

 

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2008年9月 5日 (金)

デジタルな高騰―その動機に迫る

それでは、今回のインフレ原因と予想される容疑者、石油と金属の卸売物価指数(WPI)の動き、特に3月近辺と6月近辺のアリバイを調べてみましょう。

まずは石油です。

石油 卸売物価指数(WPI)

Wpioil

次に金属です。

金属 卸売物価指数(WPI)

Wpimetal

このグラフから石油は6月、金属は3月に急騰したことがわかります。

前週比を調べるまでもなさそうですね!

ここで、3月にインフレを助長した犯人は金属、6月の犯人は石油と断定します。

証拠は揃いました。

あとは、犯行動機です。

3月、6月、いったい彼らの身に何があったのか……

当時の新聞やニュースを調べます。

・・・

・・・

・・・

・・・

・・・

ありました……

これです。

インド政府、燃料小売価格の10%引き上げを決定 ―ロイター2008年 06月 4日
http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPJAPAN-32103120080604

鉄鉱石65%値上げ、過去最大幅 価格転嫁必至 ―産経ニュース2008.2.18 19:48
http://sankei.jp.msn.com/economy/business/080218/biz0802181948015-n1.htm

早速、逮捕に向かいます(?)

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2008年9月 4日 (木)

悪い奴は誰だ?-要因分析

8月28日発表された8月16日時点の卸売物価指数(WPI)において、以下の表のように

カテゴリー、Primary Articles(生活必需品)、Fuel, Power, Light(エネルギー)、Manufactured Products(工業製品)別、そしてサブカテゴリー別に指数に占めるウエイト、WPI上昇の寄与分が明らかにされています。

Group Weights Aug. 16 Aug. 9 Aug. 2 July. 26 July. 19
All Commodities 100.00 12.40% 12.63% 12.44% 12.01% 11.98%
Primary Articles 22.03 2.68% 2.72% 2.64% 2.39% 2.37%
 Food Articles 15.4 1.17% 1.20% 1.15% 0.93% 0.93%
 Non-food Articles 6.14 1.02% 1.03% 0.99% 0.99% 0.94%
 Minerals 0.48 0.49% 0.50% 0.50% 0.48% 0.49%
Fuel, Power, Light 14.23 3.59% 3.86% 3.86% 3.66% 3.62%
 Coal Mining 1.75 0.19% 0.19% 0.19% 0.19% 0.19%
 Mineral Oils 6.99 3.31% 3.58% 3.58% 3.38% 3.34%
 Electricity 5.48 0.10% 0.10% 0.10% 0.10% 0.10%
Manufactured Products 63.75 6.12% 6.06% 5.96% 5.96% 6.00%
 Food Products 11.54 1.39% 1.33% 1.34% 1.38% 1.41%
 Beverage & Tobacco 1.34 0.13% 0.13% 0.13% 0.13% 0.13%
 Textiles 9.8 0.53% 0.51% 0.40% 0.40% 0.37%
 Wood 0.17 0.02% 0.02% 0.02% 0.02% 0.02%
 Paper 2.04 0.05% 0.05% 0.05% 0.05% 0.06%
 Leather 1.02 0.00% 0.00% 0.01% 0.01% 0.01%
 Rubber & Plastic 2.39 0.11% 0.11% 0.11% 0.10% 0.11%
 Chemicals 11.93 1.07% 1.08% 1.08% 1.11% 1.12%
 Non-Metallic Min. Prdt 2.52 0.10% 0.10% 0.10% 0.11% 0.11%
 Basic Metals, Alloys 8.34 2.17% 2.15% 2.15% 2.11% 2.12%
 Machinery & Tools 8.36 0.36% 0.35% 0.38% 0.36% 0.36%
 Transport Equip./Parts 4.29 0.18% 0.18% 0.18% 0.19% 0.19%

ブルームバーグより

この表を見ると、WPI上昇率12.40%のうち半分近くはサブカテゴリーにあるMineral Oils (石油 3.31%)とBasic Metals, Alloys(金属 2.17%)の上昇によることがわかります。

この2つの商品をインフレの容疑者としてマークすることにしましょう。

それでは明日、この容疑者達の3月、6月のアリバイを調べます。

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2008年9月 3日 (水)

3月と6月の異常値-前年比or前週比

インフレーションとは「物価水準の持続的上昇」です。

一時的な上昇か、持続的な上昇なのかグラフにして読み取ってみましょう。

まず、以下がインド卸売物価指数(WPI)のグラフです。

Wpindex

そして、次が卸売物価指数(WPI)対前年比のグラフ(%)です。

Wpiry

このグラフを見ると、やっぱりインフレの勢いは凄そうなんて感じてしまいます。
しかし、卸売物価指数(WPI)対前週比のグラフ(%)を見ると……

Wpirw

何か感じませんか?

・・・

・・・

・・・

・・・

・・・

そうです。

3月8日と6月7日だけ急に上昇していますね!

これがなければ、昨年とあまり変わりません。

今回のインフレ、その犯行は3月と6月に行われたと推測されます。

果たして、その犯人は誰なのか、3月と6月は違う犯人なのか?それとも同一犯なのか?

なんだか推理小説っぽくなってきました。

いよいよ明日、その犯人に迫ります。

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2008年9月 2日 (火)

インフレ率、計算の仕方

インドにおいてインフレの指標という時は、多くの場合、卸売物価指数(WPI)が使用されます。

多くの国では、消費者物価指数をインフレの指標として重視しているケースが見られますが、インドでは使用品目が多く発表頻度(週1)も高い卸売物価指数(WPI)の方が使い易いからです。(消費者物価指数は月1)

他にも、インドでCPIを使いづらい理由があります。
詳しくは、はぐれ雲さんのサイト『さまよえる団塊世代・・・インド在年9年・・・ 』にて

インドのインフレ・・・良く判らぬCPI指標・・・年率7%に設定?  2008/08/21
http://dankaisedai.iza.ne.jp/blog/entry/688510/

をご参照ください。

このインド卸売物価指数(WPI)は2週間前の調査値を発表していますのでタイムラグがある……というのはもちろんですが、その他にも注意すべきところがあります。

まずは数値が前年比で語られるということです。

つまり、前年同時期の物価が安ければ、その週の物価が上がってなくても前年比でインフレ率は上昇となることです。

例えばダイコンの価格が以下のような値動きをしたとすると

2007年1週 100円 2007年2週  96円
2008年1週 110円 2008年2週 108円
前年比   10%      12.5% 

前週より価格は下がっているのに、インフレ率は大幅に上昇しているように見えます。

対前年比で見ることは、季節による影響を排除できるという意味で有効ではありますが、その危険性も同時に留意して価格情報を使用する必要があります。

この件については明日“3月と6月の異常値-前年比or前週比”において実際の数値を用い考察します。

そして、もう一つの注意点は特殊な要因を考慮していない総合的な指数であるということです。

先進国のインフレ率を見る時、通常のインフレ指数である消費者物価指数(CPI)と同時にコアCPIといったものが重視されます。(日本ではコアコア)

このコアCPIとは、、燃料や食料品など突発的な要因の影響を受けやすく価格が短期間で大きく変動する傾向のある商品は除いて計算しようというものです。

実際、金融政策の決定にあたって、中央銀行の最大の関心事、“経済におけるインフレ圧力の大きさ”を把握する点で、コアインフレ率が総合インフレ率より役立つという主張があります。

この点については、明後日以降“悪い奴は誰だ?-要因分析”“デジタルな高騰―その動機に迫る”にて解説したいと思います。

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2008年9月 1日 (月)

インド、インフレの犯人

現在、インドにおいてインフレの昂進が金利上昇を促しており、景気悪化懸念も含め株式市場も軟調に推移しています。

思い返せば昨年の今頃はインフレ率が3%台、10月8日には3.08%まで低下していました。

なぜ、2008年になってこれほどインフレ率が高まったのでしょうか?

インドインフレ率の要因分析を行うことにより、その犯人が明らかになります。

それでは明日より以下の項目にそって、インドのインフレについて分析してみましょう。

・インフレ率、計算の仕方
・3月と6月の異常値-前年比or前週比
・悪い奴は誰だ?-要因分析
・デジタルな高騰―その動機に迫る
・結論、今後のインフレ率予想

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2008年8月21日 (木)

日・米・印・中、ITバブル崩壊からの回復期チャート

いつもインド経済分析に際し、参考にさせていただいてるサイト

『さまよえる団塊世代・・・インド在年9年・・・ 』
http://dankaisedai.iza.ne.jp/blog/

に「上海株・インド株比較」という記事がアップされています。
http://dankaisedai.iza.ne.jp/blog/entry/687289/

その中で、

“5年前に比べ、上海総合指数は1.65倍、SENSEX指数は3.38倍、SENSEX指数は上海総合指数に比べ約2倍も伸びている事になる。この差をどう見るか…。この5年間の両国の指数の動きをグラフにすれば一目瞭然である。其の内誰かが作るだろう。

とありましたので、日本、米国も含めて作ってみました。

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NKY Indexは日経平均225
INDU IndexはNYダウ工業株
SENSEX Indexはインドセンセックス指数
SHCOMP Indexは中国上海総合指数です。

指数値は中国上海総合指数のみ右軸、他は左軸になっています。

このグラフから何を感じるかは人それぞれですし、解釈はいかようにも出来ると思います。

何年後かには、米国住宅バブル崩壊からの回復期チャートを描ける時代が来ると信じていますが、果たしてどのようになっているでしょうか?

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2008年8月19日 (火)

期待してるぜ!

ちょっと古いけど

インド政府諮問委員会「09年初めには株価回復の見込み」-Business Standard 2008.8.13
http://www.business-standard.com/india/storypage.php?tp=on&autono=44669

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2008年8月18日 (月)

ついでにインドの人口ピラミッドも

先日の記事、“ピラミッドじゃないじゃん!”が意外に好評でした。

ということで、インドの人口ピラミッドもいっときましょう。

インド人口ピラミッド

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2008年7月30日 (水)

インド利上げはインフレの息の根を止めるか?

昨日、インド中央銀行は金融政策決定会合において政策金利である翌日物レポ金利を0.5%引き上げ9%にすると発表いたしました。

市場の事前予想では0.25%の引き上げ、あるいは原油価格が下落している為、引き上げ見送りもあるかという雰囲気でしたが、中銀は市場予想以上にインフレを警戒しているようです。

環境的には原油価格が147ドル/blから120ドル/bl台へと急落し、インドインフレ指標である卸売物価指数の対前年度比も先々週発表の11.91%から先週11.89%へ上昇に一旦歯止めがかかった状態であり、個人的にはもう少し様子を見ても良かったのではないかとの思いもあります。

株式市場は、この発表を受けて7/29、SENSEX指数で13791.54 -557.57 の急落となりました。

インド株式市場を苦しめてきたインフレという悪魔、その元凶となっていた原油価格は現在その勢いを失っています。

ここでこの悪魔の息の根を止めて、長期的な経済成長をめざして欲しいと思います。

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2008年6月27日 (金)

皆様からの質問(インド金融機関について)

匠です。
長い間、ブログをお休みして申し訳ありません。

最近、このような質問をいただきました。

Q.
インドを代表するICICI銀行他各銀行の5Y-CDSスプレッドが300bp以上になっているそうですが、金融破綻の可能性が高いのですか?

それに対する、匠の考えは以下のようなものです。

A.
最近、CDS(クレジット・デフォルト・スワップ)と呼ばれる取引が注目を集めています。
これは、企業が破綻した場合の、その企業債券の元本を第三者が保証する保証料を表し、通常、政策金利などリスク・フリー・レートとのスプレッドとして表示されます。

ブルームバーグで調べてみると、確かにICICI銀行の5年債-CDSスプレッドは昨夏までの50~100bp(1bp=0.01%)のボックスを上抜けてから上昇おり、今年3月に350bpまで上昇した後、4月には250bpまで低下、現在は再度331.1bpまで上昇しています(6/26)。

この水準がどの程度か他企業の水準と比較すると、

SBI(インド銀行):225.7(6/26)
Lehman(米国投資銀行):258.2(6/25)
Citigroup(米金融グループ):171.8(6/26)
みずほファイナンシャル:107.3(6/26)
日本航空(JAL):480.0(6/26)

ちなみに、ベアー・スターンズのCDSスプレッド(5年物)は破綻直前で650bpまで上昇し、その当時Lehman(米国投資銀行)の5Y-CDSスプレッドは464.5(3/18)まで上昇いたしました。

ICICI銀行の5Y-CDSスプレッド水準が相対的に高いことは事実ですが、日本の金融機関とのスプレッド差を見ると、今年インド株が下げ基調となる以前は100bp前後であったのが、インド株が下落を始めた今年1月以降200bp前後となっており、その部分で更なる拡大は見られません。

このことから考察すると、私見かつ大雑把ではありますが、現在の300bp強のスプレッドは、

元々の金融機関のスプレッド(50bp程度)

元々のICICI銀行の財務格付け評価BBB-[S&P](100bp程度)

世界的な金融不安と将来のインフレ懸念による世界中の銀行のスプレッド拡大(100bp程度)

インド株価下落の影響(100bp程度)

で説明されると考えられます。

また、ICICI銀行の格付情報をみても、引き下げ方向の情報は見当たりませんし、インドの銀行に対する不信感のようなニュースも目にしておりません。

よって個人的には、現在のICICI銀行他各銀行の5Y-CDSスプレッドからインドの金融破綻の可能性が高いと判断するのはいかがなものかと思います。

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2008年6月 5日 (木)

インドのインフレ懸念について

匠です

最近のインドでインフレ指標が加速しています。
株式市場にとってインフレはやっかいな悪材料となりますが、その本質や数値の見方を正しく理解するのは結構困難なことですので少し解説してみたいと思います。
まずは、最近のニュースから

2008年05月26日(月曜日)

インドインフレ率、季節調整後は4月から下落基調

『ビジネス・スタンダード』が26日伝えたところによると、国際通貨基金(IMF)インド支部はこのほど、月間インフレ指標を季節調整すると4月にはすでに下落基調に転じているとの見方を明らかにした。
また、週単位での季節調整値を出したところインフレ率は4.7%となり、インド準備銀行(中央銀行)の目標値5.5%の範囲内に収まったという。
-株式会社フィスコ

2008年05月27日(火曜日)

インドインフレ率、改定値は10%も=エコノミスト誌

インド商工省が23日発表した5月10日までの1週間の卸売物価指数(WPI)上昇率は年率換算で7.82%(暫定値)となったが、英誌『エコノミスト』は商品価格が上方修正される見通しから、この数値が10%に達する可能性があると指摘した。
同誌はインド国内のインフレデータ収集に遅れが生じており、これが物価上昇率の大幅な上方修正につながる可能性があると指摘。
-株式会社フィスコ

2008年06月02日(月曜日)

インドインフレ率、数ヶ月で下落基調に

英『エコノミスト』誌の調査部門、エコノミスト・インテリジェンス・ユニット(EIU)はこのほど、国内インフレ率が向こう数週間内に下落基調に転じ、9-10月頃には適正水準に落ち着くとの見方を明らかにした。
EIUリサーチ部門のボーラ主任によると、インドの卸売物価指数(WPI)上昇率は現在の8%台から数週間で6-6.5%のレベルで安定するという。モンスーン(季節風)の到来と時期を合わせて農業部門で物価の下落基調が始まるとの見方が背景。

また、『フィナンシャル・エクスプレス』が1日伝えたところによると、HSBCインド法人の幹部も、モンスーンに加えて政府の金融・財政措置が効果を表すため、インフレ率は短期間で落ち着きを取り戻すとみている。

Inflation to come down in three to four months: The Economic Times http://economictimes.indiatimes.com/News/Economy/Indicators/Inflation_to_come_down_in_three_to_four_months_Economists/articleshow/3090133.cms

2008年06月04日(水曜日)

インドのインフレ率、13年ぶりに9%を超える可能性

HDFC銀行チーフエコノミストのアベーク・バルア氏は、ガソリンと軽油の価格が4日、急騰したのを受けて、「近いうちに、現在8.1%のインフレ率が13年ぶりに9%を超える可能性がある」と語った。
インフレ率が9%を超えたのは、13年近く前の1995年9月のことである。
石油次官のM.S.スリニバサン氏は「燃料価格の値上げは、0.5-0.6%のインフレ率の上昇につながる可能性がある。ガソリン価格が11%、軽油価格が 8.5 %値上がりしたことにより、インフレ率が約0.3%上昇するのに加え、液化石油ガスの値上がりで、さらに0.2-0.3%上昇する」と語った。
また、ガソリン価格の上昇による輸送費の増加のため、時間が経つにつれて日用品へとカスケード効果(雪だるま式の影響)が出始め、その結果、インフレ率の上昇圧力がさらに高まる可能性がある。
格付会社クリシルの主席エコノミストのD.K.ジョシ氏は「今後、石油価格の上昇がインフレデータに反映された時(週)に、総合インフレ率は間違いなく9%を超えるだろう」と語った。

インド新聞
http://indonews.jp/2008/06/139.html

これらの記事を読むと、インドでインフレは今後ひどくなるという意見と、いやインフレは沈静に向かうという意見が混在しています。

いったいこれはどういうことなのでしょうか?

理由のひとつに指標や政策などのタイムラグが挙げられます。

インドにおいてインフレを指し示す指標は多くの場合、卸売物価指数(WPI)が使用されます。

他国では消費者物価指数をインフレの指標として重視しているケースが多く見られますが、インドでは使用品目が多く発表頻度(週1)も高い卸売物価指数(WPI)の方が使い易いからです。(消費者物価指数は月1)

この卸売物価指数(WPI)は2週間前の調査値を発表しています。

つまり、明日6月5日発表される卸売物価指数(WPI)は5月22日時点のインフレ率になります。

現在、原油価格が反落していること、そして政府の様々なインフレ対策効果、モンスーンの到来による農作物の収穫・供給などはインフレ沈静化に寄与するでしょうが、石油卸売り価格引き上げはインフレ昂進に繋がります。

これらの作用がまるで波を重ねるように影響を及ぼすため、将来のインフレ率を見通すことは難しいのだと思います。

ただし、インドにおいては食料自給率が100%を超す輸出国であり、鉱物資源も豊富、主なネックは70%を輸入に頼る原油です。

現在、市場で取引されている原油価格は投機的な資金により、底上げされているという声は数多くあります。
それが事実で、近い将来その部分が剥落して原油価格が下がれば、インドのインフレ沈静化に大きく寄与するものと思われます。

以上、原材料価格を中心にお話しいたしましたが、インドのインフレにはもうひとつ大きな要因があります。

“インフラの不足”です。

道路・港湾・鉄道・空港・電力・水道などなど、整備不足の為に、余計な流通コスト等がかかり、物価を押し上げる要因となっています。

現在、様々な場所でこのインドのインフラ整備が進んでいます。

インド初の海上高速道路、工事の78%が完了-インドチャネル
http://news.indochannel.jp/news/nws0000619.html

デリー・メトロ2期工事、一部トンネルが貫通-インドチャネル
http://news.indochannel.jp/news/nws0000627.html

これらの、インフラ整備はインフレ沈静化だけでなく、雇用の拡大、経済成長に大きく寄与します。
そして現在も様々な分野で大型のインフラ整備計画が進行中です。

インド株式については、インフレ懸念によりボラタイルな展開となっていますが、昨日6月4日SENSEX指数終値15514.79はPER17.92倍、本年予想では15.69倍、翌年予想では12.80倍(ブルームバーグより)であり、割高感は感じられません。

株価は言うまでもなくマーケットの需給により決まりますが、その株価=企業価値でない時も多く存在すると考えられます。

その株がファンダメンタルズの変化によって売られているのか、それとも別の要因で売られているのか注意深く判断することが求められているのではないかと思います。

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2008年5月29日 (木)

インド高成長の礎となったIIT設立

匠です。

昨日、第1回 India Stocks Nightにおきまして、1980年代から1990年代にかけてインドに電気技術者として駐在されていた大手電気メーカーのIさんより、当時のインドIT革命前夜の頃のお話を伺いました。

Iさんがおっしゃるには、インドのIT技術の礎は1951年のIIT(Indian Institutes of Technology:インド工科大学)設立から、その卒業生が米国へ移住しノウハウうを蓄積また発展させたことにあるといいます。

IITの実力は、“IITの試験に落ちたら、しかたなく米MIT(マサチューセッツ工科大学)に行く”と揶揄されるほどハイレベルであり、当時でも毎年100人以上のIIT卒業生が米国へ渡り、様々な企業や公的機関の重要ポジションを担ったのではないかと説明されました。

当時のインドは現在のような自由経済ではなく、社会主義的な計画経済であり、彼らが実力を発揮するために最先端技術を持つ自由な国家であるアメリカへと活躍の場を求めたのは当然の帰結であったかも知れません。

その後、インドは1991年の経済危機により、計画経済から自由経済へと大きく舵を切ります。

IIT卒業生も、インド国内で実力を発揮することが可能となり、1980年代に萌芽しつつあったインドIT産業がブレイクすることになります。

Iさんは、その過程を肌で感じていたそうです。

本当にたくさんの事をお聞きしたので、簡単にまとめきれるものではありませんが、インドの成長は単なる偶然ではなく、学問の重要性を認識していた国家の戦略があってこその必然的帰結であると再度理解できたお話しでした。

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2008年5月13日 (火)

第1回 India Stocks Night開催 参加者募集

匠です。

以前よりインド株式に興味のある人達どうしで情報交換会みたいな交流会ができたらいいなと思っていたのですが、この度、何人かのご協力を得て

『第1回 India Stocks Night(インド情報交換会)』

という独立系証券マン日記オフ会を開催することと決定いたしました。

日時:5月28日19:00~21:00
場所:東京都中央区日本橋界隈のインド料理屋さんを予定
参加費用:飲んで食べて3000円ぐらいを予定してます。
参加条件:インドに興味のある方、株式等資産運用に興味のある方なら誰でもOKです。みんなで楽しく盛り上がりましょう!

参加申込方法

5月26日AM10:00までに、こちらのページ(終了しました)よりお名前、メールアドレスをご記入の上お申込ください。
参加申込人数を確認してインド料理屋さんに予約を入れた後、開催場所をメールにてご連絡いたします。

以上よろしくお願いいたします。

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2008年5月 9日 (金)

インド経済の情報について

匠です。

記事がとびとびになってすいません。
近々、新企画の記事を公開したいと思って作業中ですのでご勘弁ください。

さて話しはとびますが、このブログでも度々お話ししている『インド経済情報』

情報源は様々なのですが、このブログの読者の皆様、そして匠のお客様及び関係者方々からも貴重な情報をいただいております。

改めて、この場を借りてお礼申し上げます。
本当にありがとうございます。

いただく情報は、匠が知っているものもあれば、そうでないものもあります。
それでも“こんなのはもう知っているかな?”と思わないで、コメント・メールなど、どしどし情報をお寄せ下さい。

このブログは、そういった『インド経済情報』のハブの役目もあります。
よろしくお願い申し上げます。

以下、参考に匠がチェックしているメディアやサイト、メルマガなど記しておきます。

●新聞

・日経新聞等

●メルマガ

・インドの今を知る! 一歩先読むビジネスのヒント!
http://archive.mag2.com/0000169005/index.html

・インド・ガネーシャ通信
http://archive.mag2.com/0000073045/index.html

・インド株・インド経済ジャーナル
http://blog.mag2.com/m/log/0000172900/

●Webサイト

・インド株式オンライン
http://indokeizai.com/

・インドチャネル
http://www.indochannel.jp/

・門倉貴史のBRICs経済研究所
http://ameblo.jp/kadokura4/

・いちカイにヤリ 投資世代(ロシア株、インド株、中国株、ブラジル株、ADR、BRICs)
http://www.doblog.com/weblog/myblog/31550

・さまよえる団塊世代
http://dankaisedai.iza.ne.jp/blog/
 
・ヴォイス・オブ・インディア
http://www.voiceofindia.co.jp/component/option,com_frontpage/Itemid,1/

・インド新聞-日本語で読むインドニュース
http://indonews.jp/

●他

日印協会発行の月刊インド、各証券会社・投資信託会社の調査レポート、QUICKニュース、ブルームバーグニュース、など

以上、よろしくお願いいたします。

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2008年4月22日 (火)

世界経済1820年への回帰

匠です。

先週4/18金曜日、国際シンポジウム「インドの潜在力と世界経済」を聴きに行ってきました。
スピーカーは以下4名

・ 小島 明 日本経済研究センター会長(兼モデレーター)
・ イーシャー・アルワリア インド国際経済関係研究所会長
・ アン・クルーガー 米ジョンズ・ホプキンズ大学教授
・ 榊原 英資 早稲田大学教授、同大学インド経済研究所所長

榊原 英資さんは以前“ミスター円”の名で通っていましたが、最近では“ミスターインド”と言われるほどのインド経済研究の第一人者です。

内容的に、特に目新しいものがあったわけではありませんが、榊原さんの話で1820年代、世界経済の半分は中国・インドで占められていたが今後の世界もそうなっていくだろう、つまりRe.Orientだというのがありました。

これはちょっと調べておこうと思い検索した結果、少し古いですが

財務省管轄の財務総合政策研究所[アジア経済情勢研究会:報告書]
“通貨危機後のアジア経済の動向について”(座長 東京大学東洋文化研究所所長 原 洋之介)

第九回研究会(平成11年6月14日)
http://www.mof.go.jp/jouhou/soken/kenkyu/zk013k.htm

で総括されている内容がよくまとまっているので以下抜粋して記しておきます。
しかし平成11年にここまで話し合われているのに、このレポートは役立てられているんでしょうかねぇ?

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③ 世界経済史の流れ

(A)産業化の流れ

 グローニンゲン大学のアンガス・マディソンという有名な教授が、世界の経済成長を数量的に取り扱うという作業をプロジェクトとしてずっとやってきており、OECDから有名な「Monitoring the World Economy,1820-1992」を出版している。これは学問的にはまだ問題が非常に多いものだが、今回はそういう問題は全部抜きにする。マディソンは、この約2世紀にわたる世界経済の動きを、国民所得と人口によって推計している。価格は1990年を基準とした一種の購買力平価になっており、それをドル価格換算したものである。

 マディソンは、1820年と1992年のGDPと人口について分析しているが、1820年に世界経済のGDPに対する各国のシェアを見ると、第1位が中国の28.6%、第2位がインドの16.0%、日本は6番目にあって 3.1%、アメリカ合衆国は1.8%にすぎない。人口比も中国とインドを足すと世界人口比で50%を超える。したがって、この19世紀前半の1820年頃は、世界の人口センターも経済のセンターもアジアにあったということは言えるのではないかと思う。

 ところが、1820年のアジア各国の1人当り所得はかなり小さい。これは、アジアは人口が多いからで、一方ヨーロッパ、アメリカ、特にイギリスは高いということになる。しかし、これは、この以前の18世紀半ば以降、産業革命、もっと重要なのは農業革命というものがあって、ヨーロッパは人口が少なくて土地が余っているので労働生産性が非常に上がったということによる。ヨーロッパはそういう初期条件のもとに、高い1人当り所得のレベルから、19世紀の産業化が始まっているわけだ。

 しかし、アジアの1人当り所得は低く、日本が704ドル、インドネシアが614ドル、中国520ドル、インド531ドル、タイは約680ドルという数字が出てくる。この低い理由は、東アジアは、18世紀後半に、既に大きな人口増加があり、その人口増加で土地が足りなくなった。アジアの農業は水田が中心で、モンスーン気候帯にあって、労働吸収型、つまり村の中に多くの人口を吸収していくような社会をつくっていた。そういう中で、1人当たり国民所得というのは、1人当たり労働生産性の代理変数だとすると、労働生産性は低い。しかし、土地の生産性をはかると、アジアはヨーロッパに比べて圧倒的に高いという数字が出てくる。つまり、18世紀後半に、エコロジー、人口、土地、いろいろな側面でアジアとヨーロッパというのは違う近代への入り方をしていったわけだ。そして、こうした初期条件の違いを反映して、アジアの1人当り所得は、非常に低いが、人口が多いことから世界経済の中心であったということになる。

(B)アジアの高度成長

 日本の1人当り所得は1820年の704ドルから、1992年に1万9,425ドルへ急増しており、これはやはり約2世紀にわたって大奇跡が起こったと言えるのではないか。明治維新直後の1870年に741ドルであることから、江戸時代後期50年は経済がスタグナントであったといえる。ただし、その以前は経済成長が非常に高かったということは、最近の日本経済史の中でいろいろ議論されている。いずれにせよ、こういう形でアジアの中で日本が興り、その後の1人当り所得で見ると、1950年以降のアジアの成長率は非常に高いということがわかる。ヨーロッパ、アメリカは、それに比べると成長率が低い。欧米とアジアの経済規模の趨勢を比較すると、例えば1820年に欧米先進8カ国のGDP総額が1,360億ドルであったのに対し、日本、インド、中国、タイ、インドネシアなどアジア最大8カ国の総額は3,430億ドルであり、アジアがほぼ3倍弱の規模であった。ところが、1950年には欧米先進国の2,527億ドルに対してアジアは842億ドルへと低下している。そして、1992年には、アジアの高度成長によって、欧米先進8カ国の総額10,209億ドルに対してアジア最大8カ国の総額は8,871億ドルへと回復してきている。また、同推計によると、1992年に世界のGDPに占めるアメリカの比率が20.3%、それに対して、既に中国が12.9%、日本が 8.6%、インドが、第5位で4.2%である。アジアは、世界人口の中心にあり、再度、世界のGDPに対する比率も回復してきているということになるのではないか。

 このマディソンのデータを使ってアジア開発銀行が危機の前に出した有名な「Emerging Asia」の中に、以下のような話が出てくる。アジアは1820年、今から2世紀前に、ヨーロッパの産業革命が起こってくるころ、世界経済のGDPの6割弱を占めていた。ところが、1940年から1950年にかけてヨーロッパが急成長し、アジアのシェアが低下して、世界のGDPの2割以下の19%程度になった。それが1992年になると3割強にまで回復している。

 そして、2025年に──なぜ2025年なのかはよくわからないが、──ちょうど1820年の数字に戻るであろう。つまり、アジアは世界のGDPの57~58%まで回復するのではないか。こういう大きな見通しがアジア開発銀行の「Emerging Asia」の中に書かれている。もちろんこういう数字はテクニカルな面でいろいろな問題があるのだが、私はこの動きというのは世界史の大きな流れなのではないかと思っている。

 インド、中国を含む、我々が研究会でほぼ対象にしてきたこのアジアが、対ヨーロッパ、対アメリカで貿易赤字になったのは、実は戦後にすぎないのである。植民地時代も貿易はほとんど黒字である。貿易黒字だから投資収益が上がるわけであるが、インドの経済史家がコローニアル(植民地的な)ドレーンと言っている。つまり、アジアに金銀が行ってしまって、全然帰ってこない。それから、中国も「世界の銀がたまる国」と言われていた。これは、綿、お茶、砂糖、陶器といった物産はほぼアジアから流出していたが、一方アジアでは毛皮などは暑くて着ないので寒いヨーロッパには売るものがない。したがって、銀でしか決済ができないという形になっていた。これが、19世紀初頭までのアジアとヨーロッパとの関係ではないかと思っている。

 そういう中で、産業資本主義というものが出てきて、アジアは相対的に没落の一途をたどっていくわけである。その過程で、いつの間にかヨーロッパの中に大きな自信ができ、先ほど言ったオリエンタリズム的な思考というものが出てくる。しかし、第2次世界大戦後、特に1950年代、1960年代以降、我々の現前でアジアの経済に何が起こっていたのか。もちろんさまざまな問題があった。しかし、それはこういう大きな歴史の転換、つまり、アジアから世界経済の中心がヨーロッパへ、ヨーロッパから19世紀後半から20世紀にかけて20世紀システムと言われる形でアメリカへ、アメリカへ移ったものが、今度、渡辺利夫さんが十数年前にお書きになった本がいみじくも言っているように「西太平洋」の時代に移ってきた。そういう大きな流れがあって、その中にアジアの高度成長があったのではないか。そのような視点がやはり必要ではないかと思っている。

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2008年4月18日 (金)

マーラーを聞くガネーシャ

今年に入ってマーケットも大荒れやけど、自分を信じなあかんでぇ
辛いこともあるかもしれんけど…
そんな時、わしマーラー交響曲第2番ハ短調「復活」を聞くんや

第5楽章で歌われるドイツ近代詩の祖フリードリヒ・クロプシュトックの歌詞がまた絶妙やで
日本語訳、下に書いとくから自分もよう味わってや!

そしたら、わしこれから日経新聞社主催の国際シンポジウム「インドの潜在力と世界経済」聞きに行ってくるわ

Photo

歌詞(マーラー交響曲第2番ハ短調「復活」第5楽章)

よみがえる、そう、汝はよみがえるのだ。
私の塵は、短い安らぎの後で。
汝を呼んだ永遠の命が
汝に与えられる。
種蒔かれた汝は再び花を咲かせる。
刈り入れの主は歩き、
我ら死者の
束を拾い集める

おお、信ぜよ。わが心よ! おお信ぜよ。
失うものは何もないのだと!
汝のものーそれは汝が望んだもの
汝のものーそれは汝が愛したもの、戦って来たものなのだ!

おお、信ぜよ。汝がいたずらに生まれて来たのではないのだと!
いたずらに生を楽しみ、苦しんだのではないのだと!

生まれて来たものは、滅びなければならない。
滅び去ったものは、よみがえらねばならない。
震えおののくのをやめよ!
生きるために汝自身を用意せよ!

おお、苦しみよ! 汝は全てにしみ通る。
おお、死よ! 全ての征服者だった汝から
私は逃れ出る!
今こそ、汝は征服されたのだ!
私は勝ち得た翼をたずさえて、舞い上がろう!
愛の命ずる求心力の中へと
眼にも届かぬ光のもとへ!

私が勝ち得た翼を広げて、
私は舞い上がろう!
私は再び生きるために死ぬのだ!
よみがえる、そう汝はよみがえるのだ。
私の心よ、今ただちに!
汝の高鳴ったその鼓動が
神のもとへと汝を運んでいくだろう!

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

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2008年4月11日 (金)

ガネーシャせがれ

おっちゃん、あほやなー
株っちゅうのんは、ときたまごっつ動くねん
ほんなもん、“当たり前田のクラッカー”やんけ
今は安うて難儀かもしれんけど、またぶいぶいいわす時もくるて!

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2008年4月10日 (木)

ガネーシャよめはん

アホやなぁ、あんたなんで自分のこと信じられへんの

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2008年4月 9日 (水)

ガネーシャ式

“自分らの投資って、ホンマにそれでええのんか?”
(ちょっとまねてみました…)

Gane2008

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2008年4月 8日 (火)

夢をかなえるゾウ

関西弁をしゃべるインドの神様「ガネーシャ」が成功へ導く?というエンターテイメント系自己啓発本。

とても面白かったです。

インドでも「ガネーシャ」は神様の中で一番人気だそうですが、あらためて見ると、神様にしてはとても愛嬌があるように思えます。

神様も“顔”じゃないんですね!

夢をかなえるゾウ

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2008年1月24日 (木)

2006年のデジャヴ?

匠です。

今週は、日本株はもとより、インド株式市場も急落して大変でした。

お客様も心配しているだろうと思いながら、多くの方にご連絡差し上げたのですが、意外に皆さん冷静でした。

そういえば、こんな事、前にもあったような気がします。

それは2006年6月、米国金利引上げに端を発した世界同時株安

インドSENSEX指数で12671(06.5.11)⇒8799(06.6.14)と▲30%のもの急落。

お客様の心配を何と言って解消すればいいのか…悩みながら電話して返ってきた言葉が

「匠さん、中長期的な上昇が期待できる代わりに、その過程で何回も急落は起きると言ってたじゃないですか」

確かに、インド株式のお話をする過程で、このことは何度も言ってきました。

お客様は真剣に匠の話を聞いていて、ちゃんと理解し覚えていてくれたんですね。

含み益が充分にあるという事もあるでしょうが、

“株価が暴落しても多くの上場企業は今日も昨日と同じように仕事をしている。その企業の価値は昨日と今日で変わりはない”

という証券分析の根本的な部分を理解してもらえているのかなと思います。

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2008年1月23日 (水)

デカップリング論(非連動性)は間違いか?

匠です。

ここ最近のインド・中国など新興国株式の下落で、デカップリング論(非連動性)は間違いという論調を耳にします。

ここでいうデカップリング論(非連動性)とは新興国の成長は米国景気に連動しないというものです。

昨年後半部分で先進国株式がサブプライム問題の重しで株価が軟調なのに比べ、新興国株式が堅調であることからこの説は都合よく使われていたように思います。

そして、今回の下落では、むしろ米国経済の悪化は新興諸国からの米国への輸出を減速させ、新興諸国の景気に悪影響
を与えるのではないか?との見方が高まったようです。

しかしこの話には3つの重要な視点が抜けていると匠は思います。

まず最初に、米国経済の悪化による影響はあるかないかの2者択一ではないということです。
影響の大きい国もあれば小さい国もある。影響ゼロという国は少ないでしょう。要は程度問題ということです。

次に、少し話はかぶりますが、新興国という分類の仕方です。『BRICs』という分類の仕方で語られる時も匠は異論を唱える事がありますが、新興国といってもそれぞれの経済環境は全く違うということです。

本日23日、日経金融新聞“急落インド株今後を読む”という記事の中でPCAアセットマネジメント投資部長のラマ・ラオ氏が興味深いデータについて語っています。

――米国経済が減速すれば、インド経済は打撃を受けないか。

 「日本ではインドは米国企業の情報技術(IT)分野などの外部委託が知られており、米国経済と連動すると思うかもしれない。ただ、国内総生産(GDP)に占める輸出の割合はインドは20%に満たない。100%を超えるマレーシアや70%程度のタイ、50%程度の中国と比べて低い。国際通貨基金(IMF)などによると、米国のGDPが1%下落しても、インドの経済成長率への影響はマイナス0.1%から0.2%にとどまるとの試算もあり、米経済への依存度は低いのが実体だ」

このように新興国という括りでなく国別に分析しないでデカップリング論を語っても意味はありません。

最後に、経済と金融を混同して考えている点です。

簡単にいうと、中国上海A株市場では、外国人は原則参加できませんので直接海外投資家が影響を及ぼすことはできません(心理的なものなどは別ですが)。
しかし、そこに上場している企業がグローバル経済に依存しているのであれば企業業績は影響を受けます。

逆にインド株式市場では、先ほど見たようにGDP比輸出比率が相対的に低い為、米国景気悪化による経済・企業収益への影響は限定的と思われます。
ただ、株式市場を見ると海外投資家の売買の影響は比較的大きいと思われます。

この3点から、デカップリング論(非連動性)というものがいかに大雑把な話かおわかりいただけるのではないでしょうか。

ということで、今回のインド株式の急落に関して匠の考えは以下の通りです。

インド経済において、サブプライム問題に端を発した世界景気悪化の影響は限定的で今後の企業業績も好調が予想される。
しかしながら、世界の株式市場で短期間に大幅な下落となった為、急遽資金手当て・利益確保に迫られた外人投資家がインド株式を売却に動いた。
その売りが、マーケットの不安を増幅、複雑系でいう超臨界状態となり(雪崩のようなもの)大幅に下落した。

つまり今回のインド株式の急落は、あくまで需給要因によるものであり、経済要因ではないと考えます。株価はいずれ経済ファンダメンタルズに沿った動きになると予想します。

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2008年1月 8日 (火)

インドに関する情報、インプットとアウトプット

匠です。

昨日、1月7日の日経新聞“仕事術”というコラムで、野村証券金融経済研究所チーフエコノミスト 木内登英さんが以下のような内容を話されていました。

顧客への情報提供(アウトプット)に多くの時間が割かれるため、情報収集(インプット)をいかに効率的に行うかが大事。
心がけているのは、アウトプットの時間に同時にインプットもしてしまうこと。
顧客との会話の中で様々な情報を仕入れる。

匠も全く同感で、実際お客様から様々な情報を得ています。

特に、最近はお客様から

「今度、仕事でムンバイに行くんだけど何か調べてきましょうか?」

などという本当にありがたい気遣いをいただいたり、このサイトの情報が役に立ちそうですよ!などサイトの紹介をいただいたり…

また、「今週号のアエラ読みましたか?」とインドの記事が載っていることを教えてもらったり

もちろん、匠も常に情報アンテナを張り巡らせて勉強しているつもりですが、全てのメディア・現地情報を一人でキャッチできるものではありません。

イメージとしては、お客様を含む匠の人的ネットワークがあらゆる場所でインド情報を断片的にキャッチ、それが匠に伝えられ、それらの情報全てを整理・統合・加工し高度なインテリジェンスにまとめられた上で、お客様や関係者にフィードバックされるという仕組みがほぼ自然に構築されてきたような気がします。

ということで、“こんな情報、匠さんはすでに知っているだろうな~”というものでも、あえて教えていただけるととても助かります。

皆様よろしくお願いいたします

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2008年1月 7日 (月)

新年予想外のお年玉~ダージリンティー シルバーティップス

匠です。

1月4日大発会午後、IFA個々に分けられた年賀状が匠の元に届きました。

皆様、本当にありがとうございます。

普段、怖い方から意外にユニークな年賀状をいただいたりして、気持ちが和みます。

年賀状でいつも驚かされるのは、BRICs経済研究所の門倉貴史さん

門倉さんの年賀状は芸術的で自らのHPにギャラリーもあります。

門倉貴史のギャラリー
http://www004.upp.so-net.ne.jp/kadokura/gallery.html

本の執筆、講演にあれほど忙しい方が、いつこのような素晴らしい絵を描くんでしょうか???

現在、日経新聞“私の履歴書”執筆中の前FRB議長アラン・グリーンスパンがプロのサックス奏者であったように、優秀な経済人・ビジネスマンというのは仕事以外でも何か秀でた物を持っているものかも知れません。

そして、今年(まだ始まったばかりですが)一番のサプライズは

メルマガ“インド・ガネーシャ通信”を通じて知見を得た

マカイバリ茶園アジア・日本総代理店 マカイバリジャパンさんから届いたプレゼント(お年玉?)

2007年秋摘み紅茶・オータムナルフラッシュ
シルバーティップス   有機JAS認定ダージリン紅茶
http://www.makaibari.co.jp/shopping/tea/akisilvertips.html

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(2007年秋摘み紅茶・オータムナルフラッシュ シルバーティップス)

家に帰って、早速いただきました。

マカイバリ紅茶の美味しいいれ方
http://www.makaibari.co.jp/chaba/irekata.html

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(ダージリンティー シルバーティップスと自家製ケーキ)

ダージリン紅茶は世界3大銘茶と呼ばれ、独特の味、香りがあります。
そしてマカイバリ茶園は、そのインド西ベンガル州ダージリンで無数の動物が野生のまま生息している自然の楽園の中にあるそうです。

匠の味覚・嗅覚には全くもって、もったいない紅茶ですが、その素晴らしい香りと味の向こうにインドの未来を夢見つつ、今年も『インド』の魅力を多くの方に伝えていきたいと思う匠であります。

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2008年1月 4日 (金)

大発会2008

皆様、あけましておめでとうございます。

匠です。本年もどうかよろしくお願い申し上げます。

日本株市場は年明け大発会から大荒れ模様です。

しかしながら、年末・年始、日本がお休みの間も取引が続いているインド株式市場では1月2日SENSEX指数が史上最高値を更新と“今年も春から縁起が良いや!”状態です。

格差問題が叫ばれる昨今ですが、インドの株価動向と日本の株価動向の格差が何処に由来するのか・・・

そこに、今年の資産運用で成功するためのヒントが隠されているような気がします。

Gane2008

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2007年12月11日 (火)

2008年インドカレンダー

匠です。

サブプライム問題も金融機関の資本増強などで小康状態、インド経済も目立ったニュースなく平和な年末であります。

ところで、今年もFTGスペシャルインドカレンダー用意いたしました。

今年一年お世話になった皆様にお送りいたします。

今回は、傷ついていたものが多かったため(船便等輸送中だと思う)柄が7種類になってしまいました。

特にガネーシャは傷物も多く、良いものだけをより分けた為、数が少なくなってしまいました。

誰にどの柄が行くかわかりませんが、傷があっても“何かインドっぽい”と無理やり納得してください。

ではでは

2008_001_2 

2008_007_2

2008_005

2008_006

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2008_002

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2007年12月 4日 (火)

Dreaming With BRICs: The Path to 2050

匠です。

先週、このブログ上で世界経済のパラダイム・シフトということをお話いたしました。

この考えの源流であるゴールドマンサックス証券のレポート、通称『BRICsレポート』がサイト上にありましたのでアドレスを記しておきます。

Dreaming With BRICs: The Path to 2050
http://www2.goldmansachs.com/insight/research/reports/99.pdf

今、読んでもその発想力、表現力、ネーミング等全て超一級の歴史的レポートだと感じます。

これが記された2003年は米国のイラク侵攻など世界情勢が不安定で、日経平均が安値7607円88銭(4月28日) を付けた年です。

そんな環境の中、いまだ発展途上と思われていた、ブラジル(B)、ロシア(R)、インド(I)、中国(C)4カ国の頭文字を取ったこの『BRICs』のGDP合計額が2040年には、先進国G6(米国、日本、ドイツ、イギリス、フランス、イタリア)のGDP合計額を追い抜くだろうという衝撃的な試算をまとめた構想力には感動さえ覚えます。

インドについて言えば、当時4455.92p(2003.10.1)だったSENSEX指数が今では4倍以上になりました。

このレポートにはBRICs、G6それぞれ各国のGDP推移予想(2000~2050)が書かれています。

ちなみにこのレポートでのインド2006年度名目GDP予想は659US$bn。

実際のインド2006年度名目GDPは8,272億9,577万ドル (JETRO)。

ゴールドマンサックスの予想を超えるスピードで世界経済は動き始めています。

あなたの資産運用はその変化に対応できますか?

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2007年11月16日 (金)

インド株式の上昇に耐える

匠です。

インド株式ですが、Blog閉鎖中はあんなに外国人投資規制でニュースがあふれていたのに、最近ではあまり特別なニュースもなく、株価も高値圏でおちついた動きとなっています。(もともとボラティリティは高いですが)

運用に関しても、多くの投資家は大幅な評価益をキープしているものと予想されます...

と、言いたいところですが、行動経済学、プロスペクト理論で解説されるように投資家は益のものを売り、損のものをそのまま保有しがちです。

インド株式においても、現在大幅な評価益をキープしているという人は案外少ないかも知れないと思う匠であります。

そういえば、数日前ブルームバーグ端末にアクセスした際、オープニングの画面で(日替わりで名言・格言がある)

“悲運に耐えるより、幸福に耐えるためにこそ大きな能力が要る”
ラ・ロシェフーコー(作家)

とありました。

日本株の評価損は損切りしないで耐えれても、儲かっているインド株を持ち続けるためには大きな能力が要りそうです。

本日は、憲政記念館で行われた新旧駐印大使歓送迎会に出席して参りました。

政財界のお偉いさんがたも多く、盛大な式でした。

前駐印大使の榎泰邦さんは、そのスピーチで

“日印の関係は、政治で5倍、経済で3倍、文化交流は3割増しで深まった”

とおっしゃっていましたが、匠も経済・文化交流などでこれからも貢献できるよう、がんばっていきたいと思います。

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