インド高成長の礎となったIIT設立
匠です。
昨日、第1回 India Stocks Nightにおきまして、1980年代から1990年代にかけてインドに電気技術者として駐在されていた大手電気メーカーのIさんより、当時のインドIT革命前夜の頃のお話を伺いました。
Iさんがおっしゃるには、インドのIT技術の礎は1951年のIIT(Indian Institutes of Technology:インド工科大学)設立から、その卒業生が米国へ移住しノウハウうを蓄積また発展させたことにあるといいます。
IITの実力は、“IITの試験に落ちたら、しかたなく米MIT(マサチューセッツ工科大学)に行く”と揶揄されるほどハイレベルであり、当時でも毎年100人以上のIIT卒業生が米国へ渡り、様々な企業や公的機関の重要ポジションを担ったのではないかと説明されました。
当時のインドは現在のような自由経済ではなく、社会主義的な計画経済であり、彼らが実力を発揮するために最先端技術を持つ自由な国家であるアメリカへと活躍の場を求めたのは当然の帰結であったかも知れません。
その後、インドは1991年の経済危機により、計画経済から自由経済へと大きく舵を切ります。
IIT卒業生も、インド国内で実力を発揮することが可能となり、1980年代に萌芽しつつあったインドIT産業がブレイクすることになります。
Iさんは、その過程を肌で感じていたそうです。
本当にたくさんの事をお聞きしたので、簡単にまとめきれるものではありませんが、インドの成長は単なる偶然ではなく、学問の重要性を認識していた国家の戦略があってこその必然的帰結であると再度理解できたお話しでした。
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